2020年8月7日 勇気を持ち続けることが必要。

「小説は事実ではない勇気である。」詩人であり作家のゾラ・エミールが、貧困に苦しみ絵が描けない時期の、ポール・セザンヌに励ましの言葉である。

「君の才能を信じている、後は勇気だと。」

事実だけを小説に求めるなら単なるルポに過ぎない。

写真で言えば、単なる記念写真や報道写真に過ぎない。

ジャーナリズム精神を一枚の写真に埋め込むには、自身の意志の表明であり勇気の照明でもある。

 

真実を見抜くにはとても勇気が必要。

どこまでも探求する心。

どこまでも己を信じ探求する勇気。

奥深く、物事を理解するにはとてつもない勇気が必要。

 

写真家であればそれを可視化するには、それ以上の勇気を持つことを決断致さねばならない。

己を信じ、己の進む道を理解し何ものにも代え難き勇気が必要とされるのではと思う。

被写体をそのままに描写しても作品とは言えない。

 

被写体の真実を自己の経験や体験、知識の何を可視化し披露すると言う強い意志と勇気が必要。

そのためには真の勇気が必要に成って来る。

勇気を持つと言うことを己自身の命題だと思い、真剣に考えて見ることも大切に思える。

 

自身を飾りつけていては真の勇気にはほど遠い。

自身を飾りつけていては真の勇気を見出すことは出来ない。

裸の自分自身こそが強い勇気となり作家活動の継続へと繋がると思う。

 

先週の連休中にポール・セザンヌの自伝書を読んでいたら上記のことを考えさせられた。

 

※作家在廊日=8月4日〜8日・22日・28日・29日=11時〜19時

8月13日〜17日はお盆休みのため休廊致します。

 

下記、コマーシャルは冬青社、ギャラリー冬青、高橋国博のブログとは全く関係がございません。

 


2020年8月6日 「8月6日」日本人にとって・・・。

「8月6日」日本人にとって語り続けていかねばならない日。

責て今日だけでも、記憶を意識して呼び起こさなければと・・・。

1945年(昭和20年)8月6日午前8時15分、原子爆弾が広島市上空で爆発をし約10万人の尊い命がなくなった。

 

1945年(昭和20年)8月9日には長崎市に原子爆弾が投下された7万人を超す死者が出て 残った被爆者たちは今もなお苦しでいられる。

私たちは広島・長崎だけに被害を受けたと理解しているが福島原発も加害者はアメリカである。

日米貿易摩擦のさなかアメリカでは福島型原子炉はコンパクト過ぎて問題だと認識されていた。

製造そのものも中止とされていた。

日米貿易摩擦を解消するため時の日本政府は敢えて、問題となっていた福島型原子炉の最後の原子炉をアメリカから輸入したのである。

国策としてである。

東京電力を擁護するわけではないが、東京電力も被害者の一人かも知れない。

 

その意味で日本はアメリカから三度の原発被害国である。

広島・長崎・福島と・・・。

 

広島高裁で判決が言い渡された「黒い雨」。

福島原発発電でも終息、解決の方法すら見出せていない。

現在進行形で被害が今日も続いているのである。

予算、経費は脹らむばかり。

最終処分場がまだ見出せていない東北三県の放射能汚染ゴミ。

最近では放射能線量の話題すら出てこない。

一節には「富士山」には想像を超える放射能で汚染されていると言う話もある。

 

私たちの記憶から「広島・長崎・福島」のことが遠のくことが怖い。

申し訳なくも思う。

一人、一人が8月6日・8月9日・3月11日のことに思いを致したいと思う。

 

国連での核兵器禁止条約「核兵器の開発、実験、製造、備蓄、 移譲、使用及び威嚇としての使用の禁止ならびにその廃絶に関する条約」に127カ国が賛成をした中、日本は棄権をした。

国連総会の日本代表団が誰もいない日本席に「折り鶴」が置かれた。

日本人としてとても恥ずかしく思う。

 

私たちは忘れてはならない「8月6日・8月9日・3月11日」のことを。

 

※作家在廊日=8月4日〜8日・22日・28日・29日=11時〜19時

8月13日〜17日はお盆休みのため休廊致します。

 

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2020年8月5日 亀山仁写真展「Tedim Roa」で思うこと・・・。

亀山仁写真展「Tedim Roa」で思うこと。

昨日から始った亀山仁写真展。

初日にも関わらず20人を超える方々に来館戴いた。

 

狭いギャラリー冬青では三密」状態になる時間帯も。

これも一重に亀山さん本人の写真展を行うと言う決意、意気込み、広報、日動活動がもたらした結果だと思う。

・なかにはコマーシャルギャラリーで展示をすれば売れる・・・。

・なかには作品を売るのはコマーシャルギャラリーの責任・・・。

・なかにはコマーシャルギャラリーの意味合いも理解せずに、展示を申し入れされる作家もいる。

 

無論、コマーシャルギャラリーは作品をコレクターの方々にお渡しする責務があることは当然のことだ。

そのことを踏まえて敢えて言わせて戴く。

作家とコマーシャルギャラリー、取分けプライマリーギャラリーは作家とともに一体となり表現の場を作り上げて行かねばならない。

作家の作品への執着、完成度は当然であり、それと同様位「写真展を行うと言う決意、意気込み、広報、日動活動」が求められ大切であることを理解して実行して欲しい。

 

コマーシャルギャラリー、取分けプライマリーギャラリーで展示をすれば、コレクターの方々に作品をお渡し出来ると言う妄想だけは謹んで欲しい。

プライマリーギャラリーはプライマリーギャラリーとしての役割りがあることを十分に理解してのことだと思っている。

 

因に昨日、開館間もなく安倍総理の昭恵夫人がSPの方も付けずに、お一人でギャラリー冬青にお出で戴いた。

約1時間近くギャラリーに滞在され作家の亀山仁さんと団らんされた。

還り際に「素敵なギャラリーですね」と一言、言葉を残され作品を2点求められ帰られた。

 

これも一重に写真表現者・亀山仁さんの「写真展を行うと言う決意、意気込み、広報、日動活動」によるものだ。

改めてコマーシャルギャラリー、取分けプライマリーギャラリーは作家と共にあることを亀山仁さんに教えられた。

今日から原点に改めて立ち戻りプライマリーギャラリーとしての役割りを果たして行きたい。

 

※作家在廊日=8月4日〜8日・22日・28日・29日=11時〜19時

8月13日〜17日はお盆休みのため休廊致します。

 

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2020年8月4日 亀山仁写真展「Tedim Road」本日より。

亀山仁さんとは 2013年 「Thanka」写真作品集を出版してから随分長いお付き合いをさせて戴いている。

更には2017年には 「Myanmar 2005-2017」の写真作品集を出版。

不思議なもんだ!!。

気分的には20間年も30間年もお付き合いをしている様だ。

 

亀山仁さんは一貫しして6×6のフォーマットで「Myanmar」を撮り続けられている。

「Myanmar」の人々や暮らし、文化に深く入り自らも「Myanmar」語を学び更に深く「Myanmar」を探ろうととている。

この度の写真展「Tedim Road」は物理的に首都より遠く、深く入り写し撮られた作品群がギャラリー冬青の壁に展示された。

 

無謀とされたインパール作戦を行軍した日本兵の足跡を辿られた作品である。

亀山仁さんの写真展に会わせて、私もインパール作戦のことをにわか勉強をさせて戴いた。

インパール作戦はイギリス軍と無謀極まりなき日本軍の闘いだと思っていたのだが・・・。

驚くべきことはインド人とインド人の闘いでもあった。

イギリス軍と共に従軍したインド兵とモーハン・シン大尉率いる「インド国民軍」が、日本軍と共に闘っていることを知った。

 

表現者・亀山仁は距離も時間的も深く深みへと「Myanmar」の何かを見出そうとしている。

距離・時間は写真表現には欠かせない行為。

可視化される作品には距離・時間の重さ、長さは必ず現れると信じている、私には変化し続ける表現者・亀山仁の「Myanmar」は見事迄に現れて、観える。

 

写真表現者・亀山仁の「Myanmar」の作品歴を時間軸で観て行くと「Thanka」写真作品集に収録された作品群は「点」であり、インレー湖の人々に集約されていた。

正にインレー湖のーとその周辺に住む人々である。「点」の取材であった。

次回作の「Myanmar」写真作品集は「面」の表現である。「Myanmar」を「面」として捉え「Myanmar」の文化そのものを広く捉えようとした。

 

この度の写真展「Tedim Road」は「ライン=道」として捉えようとしている。

その行為はとてつもない長い道のりである。

正に大失敗をした日本軍のインパール作戦である。

その長い道のりに体感することにより深く「Myanmar」を知ることになる。

「点」から「面」さらに「ライン=道」(深さ)を見せている。

 

作品には距離・時間・継続と言い続けて来た私には心身ともに体感出来る写真展となった。

終戦75年の年、亀山仁写真展「Tedim Road」何かを感じざる得ない。

最後に成りましたが「暗室作業」の美しさは何時もながら見事なものです。

 

※作家在廊日=8月4日〜8日・22日・28日・29日=11時〜19時

8月13日〜17日はお盆休みのため休廊致します。

 

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2020年7月30日 自分を知ること・・・。

武道の道は「自分を知り、世間を知り、人生を知る」ことらしい。

絵画の技術、精神の修得には模写から始まり技術の修得さらには、自身の個性を見出すことにあるらしい。

自身の個性を生み出すために模写があると言っても、過言ではないかも知れない。

 

学ぶことは「まねる」ことらしい。

学ぶことは「まねる」ことら始るとも聞いた。

好きな作家のテクニックや方法論。アプローチの仕方、更には精神構造など全てを学び先ずは真似て見ることが大切に違いない。

その中から自身らしさを見出して行くことを意識していることが大切に思われる。

模写だけに満足をしていれば、真似した好きな作家を超えて行くことは不可能。

 

真似るためには自身を良く知り、自身を良く理解した上で徹底的に模写に、先ずは勤しむことが大切。

何のための模写なのかと言う事を強く意識することが大切。

先人の多くの芸術家は徹底的に他の芸術家の研究を行っている。

そのことは自伝書や研究資料に多く残されている。

それは自身のスタートした時期に関係無く、芸術の道を志すものは年、年月、経験に関係無く素直に他の芸術家を作品を意識していることも残されている。

嫉妬やヤキモチは当たり前、気が気が狂いそうぐらい他の芸術家を意識している。

また、徹底的にディスカッションも行われている。

 

その中から「キット」自身との闘いが生まれてくるに違いない。

自身は何者かと問いが必ずや始ると思われる。

この闘いや問いがなければ、単なる模写に終わってしまう。

常に自分自身は何者と問い続けることが必要に思われる。

多くの芸術家がこのプロセスを経て、アートシーンに残る程の作品を作り上げて来た。

 

自身を問い続け、見続け模写を始めなければ単なる、技術の修得に終始してしまう。

表現とは自身の個なるものを形、成らしめることだから。

Original Teaの構築は表現者の命題だと思う。

 

それには何をおいても自身を知ることが求められる。

「自分を知り、世間を知り、人生を知る」ことでOriginal Teaが生まれるてくることを信じる。

 

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2020年7月22日 続けていれば・・・。

続けていれば必ず良報が届くはずです。

続けていれば絶好の光を得ることが出来ます。

続けていれば絶好の影を戴くことが出来ます。

続けていればジャストなシャッターチャンスを戴くことが出来ます。

綴れていれは自身のフレームワークを取得出来ます。

 

続けていれば自身の良き処を見出し伸ばすことが出来ます。

続けていれば望む被写体と出会うことが出来ます。

続けていれば被写体との距離感を授かります。

続けていれば自身の悪しき癖などを知り改善が出来ます。

続けていれは他の人とディスカッションをする機会に恵まれます。

続けていれは様々な情報が入手出来ます。

 

センスや技術がないと諦めず、思わずに続けることが大切です。

続けていれば必ず光りを見出すことが出来ます。

長く真っ暗なトンネルでも、前に進んでいれば1点の光が見え始められると信じて歩め続ければ必ず、光は観えて参ります。

続けることは全てを超越して自身の肉と成り血と成り、自身の魂となり自信への道に繋がるはずです。

 

しかし、ただ続けるだけではなく発表する機会を積極的に見つける、見出すことが大切です。

コマーシャルギャラリーのアタックや写真集の制作を強くお勧め致します。

目標・目的もなく続けることは大変難しいことだと考えます。

写真表現者は発表の機会を得て一つのことの目標達成と言っても良いかも知れません。

発表することは次のステージに上がるとを意味致します。

即ち次のステージを見出すことになります。

発表の機会を積極的に意識して見出して下さい。

発表の場は「続けること」の第一歩だと考えます。

 

自身の専属に成りうるコマーシャルギャラリーへアタックし見つけて下さい、写真集の制作を具体的に考えて下さい。

「続けられること」の第一歩です。

 

来週28日・29日は宇井眞紀子写真集「アイヌ100人のいま」の重版印刷立ち会いのため二回目となる凸版印刷川口工場に参ります。

ブログは7月30日までお休み致します。

 

※大山葉子写真展「空想の樹花」作家在廊日

 7月22日(水)・25日(土)=(11時〜19時)

 

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2020年7月21日 時間が教えてくれる。

時間が教えてくれる。

とは、言えて妙である。

置き替えれば「時間が教えてくれる。」とは「貴方の出番が回って来る。」では、ないでしょうか。

努力、辛抱をしていればキット、誰でも等しく「貴方の出番が回って来る。」はずです。

私たちは素早く結果を知りたい。

結果を得たいと思い考えますが、作品の評価は時間が必要だと考えます。

今、認められなくても将来、近い将来かも知れません、認めてくれる人が現れます。

キット、

キット、キット、

キット、キットです。

 

ゴッホの絵は生前に一枚も売れなかったのは余りにも有名な話です。

 

しかし、作品の評価を得るには「時間が教えてくれる」とは一定の条件が必要だと考えます。

だび度、私のブログにも書きますが・・・。

実篤の言葉に・・・。

「努力、努力、努力、更に努力、努力した者だけが奇跡を生む。」

待つ時間を持てる者は、努力した者だけが与えられる特権かも知れませんね。

待つだけの時間を持てる人は、自身の作品制作のプロセスにおいて、妥協することなく努力した人だけに与えられる特権だと信じます。

 

良き作品は時を超えて共有できるものだと理解致します。

それぞれに立場や環境が違えども、貴方の出番は時間が教えてくれることだと信じます。

努力していれば出番は必ず訪れる事を信じます。

 

私も長く出版社やギャラリーを運営致しておりますが・・・。・・・。

作品を写真集に致したいとかギャラリー冬青で展示を致したいとの相談を受けます。

今は荒削りであるけれども努力の過程、自身との闘いを意識していると言う作品は胸を打たれます。

今は道半ばであるが将来に、共に光を見出せる作品です。

 

とても楽しみですですが・・・。・・・。・・・。

と、思い共に歩き始めても残念な事に7割位の方々が挫折して行かれます。

中にはなぜ作品を作りつづけないのかと思う様な作家の方々も・・・。

作品を、作品を、作品を作りつづけないのかと声を掛けたことも有りました。

以前は良く励まし声を掛けた事を思い出しますが・・・。

今日的には声を掛けることはありません。

チャレンジは自身の目標・目的の自身の内にあると思い始めたからです。

 

実篤の言葉「努力、努力、努力、更に努力、努力した者だけが奇跡を生む。」

努力した者だけに与えられる「時間が教えてくれるる。」

「貴方の出番が回って来る。」

期待したいものです。

 

努力、辛抱をしていればキット、誰でも等しく「貴方の出番が回って来る。」はずです。

 

※大山葉子写真展「空想の樹花」作家在廊日

 7月22日(水)・25日(土)=(11時〜19時)

 

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2020年7月17日 リスクがなければ芸術は生まれない。

リスクがなければ芸術は生まれないと思っている。

リスクを冒した者だけが得る領域、境地があるに違いないと思っている。

 

「イギリス空軍特殊部隊のモットーはリスクを冒すものが勝利する。」

と、言う言葉があると聞いて調べた。

内容は下記・・・。

(「空軍特殊部隊」という誤訳がたまに見られるが、陸軍の部隊で、第二次大戦中に空挺作戦による敵陣への進入を想定して生まれた名称である。)

だ、そうだが何か言い当てている様に思えて納得していた。

 

と、言うのも以前いた芸術系の出版社に在籍している時に、古山高麗雄先生に下記の言葉を戴いたことがあるからだ。

盒兇気鵝嵬菊颪覆發里世韻魑瓩瓩觴圓和膽最圓鬚靴覆い任垢諭」と語られたことがあった。

言い換えれば大失敗をするぐらいリスクを冒しなさい、求めなさいと言うことだと当時思った。

十分ではないかも知れないが、今でもこの言葉は私の胸に深く刻まれている。

 

私たちは知らず知らずの内にリスク回避の路を選びがちであるが、真の目標・目的を失っているのではあるまいか。

リスク回避とリスクを意識して冒すことは全く正反対の行為だと思っている。

リスクを冒すことは十分な、十分過ぎるぐらいの準備をして事に望むことだと理解している。

その準備のプロセスが大切。

結果は結果しだい。

十分過ぎるぐらいの準備をして望めば結果に拘ることはないと考えています。

もし、失敗しても準備をして事に望んでおれば、次成るステージにチャレンジする勇気を与えてくれるはず。

リスク回避のことばかりを考えていたら次成る一歩が踏み出せない。

リスクを冒したものだけが味わえる事が必ずあると信じます。

 

「ツタ」はコンクリートの割れ目から芽をだし成長する。

 

※大山葉子写真展「空想の樹花」作家在廊日

 7月17日(金)・18日(土)・22日(水)・25日(土)=(11時〜19時)

 

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2020年7月16日 表層に重さはあるのか・・・。

そもそも作品に重さはあるのか。

重力や引力を感じられる作品とそうでない作品があるように感じる。

可視化された作品の0.01个睨たない表層のイメージに、とても重力を感じる作品と、軽々しく全く重力を感じられない作品がある。

重力を感じられない作品には総じて観るに絶えない作品が多い。

アイディア倒れ、思いつき写真、ついで写真などなど・・・。

 

それは作風によるものではないことだけは確かだ。

川内倫子さんや蜷川実花さんの作品でも重力を感じる作品と軽々しく感じられる作品がある。

表現者の体力・技術・時間・距離・執念・美的感覚・美的意志・総合的意志などなどが重ね合い、重さや引力となり観る私たちに迫ってくるのだと思われる。

不思議と物理的距離、時間は不可欠の問題の様な気がしてならない。

近場の写真は近場でしかあり得ない。

もし、近場をモチーフとして選択した時には、責めて時間、回数、体力、技術、執念ぐらいは作品に注ぎ込むことが大切。

 

距離と時間、回数は不思議と重さが重くなる様な気がしてならない。

不思議と引力を感じられる。

作品には作者の執念、執着が必要な気がしてならない。

長く、コマーシャル(プライマリー)ギャラリーを行って来て思う事、感じることは不思議な位、表層のイメージ化された作品より、重力や引力を感じる作品を求めるお客さんが多いと言うことである。

 

表層の重力は被写体やテーマによるものだはなく作家の思い、意志の重さだと思う。

決して作風によるものではない。

作家の「技術・時間・距離・執念・美的感覚・美的意志・総合的意志」が作品の内容に埋め込まれ重さとなって、現れるのだと思う。

 

※大山葉子写真展「空想の樹花」作家在廊日

 7月17日(金)・18日(土)・22日(水)・25日(土)=(11時〜19時)

 

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2020年7月15日 写真は芸術なのか・・・。

不思議である。

本当に不思議・・・。・・・。

この議論は1839年写真の起源まで先登るのだが・・・。

私が写真と出合ってからも、それ以前から様々な書物や講演で写真は芸術であるか否かが論じられてきた。

論じられている。

何故写真だけ芸術か否かの論じられなければならないのかと不思議に思ってきた・・・。

写真家自らも写真は芸術であると声を挙げていることにも・・・。

なぜ、写真の分野だけが「写真は」「写真も」芸術であるかと声を挙げなければいけないのか。

常に疑問が残っていて今日まで来てしまった。

 

他の芸術分野ではその作品が「良いか」「悪いか」で判断される。

芸術なのか芸術でないのかは、よっぽどでなければ論じられることはない。

 

このことは様々なことから挙げられると思うのだか・・・。

・写真表現が後発な表現手段だから。

・写真表現が手軽であるとの理解不足から。

・複製写真(芸術)であることから・・・。

・装置を使用することから・・・。

・写し手の予想を超えて装置の発達、開発がされているから・・・。

・写真表現が商業化(商業写真)されて行く中で・・・。

 (絵画でも多くポスターなどに使用されている。)

 (1900年(明治33年)パリ万博公演「川上音二郎一座」のボスターをピカソが制作をしている。)

 (因に、ピカソが貞奴の舞台姿を描き、ロダンは花子の面像50体余を彫刻している。)

・報道写真・・・。

などなどが挙げられるが・・・。

この様な論議、見解そのもに何時も腹立たしく思い聞いたり読んだりしている。

「芸術写真」「写真芸術」の論議そのものが可笑しい。

写真はレッキトした芸術だ!!。。

と、思っている

 

「芸術写真」「写真芸術」談義そのものを評論家や批評家の「食」の足しにしてはならないことだけは確かだ。

「芸術写真」「写真芸術」談義そのもの写真家自ら語ることをも謹んで欲しい。

 

芸術は「良いか」「悪いか」で決まる。

「写真芸術」もまた同様である。

 

※大山葉子写真展「空想の樹花」作家在廊日

 7月17日(金)・18日(土)・22日(水)・25日(土)=(11時〜19時)

 

下記、コマーシャルは冬青社、ギャラリー冬青、高橋国博のブログとは全く関係がございません。

 


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