2017年1月17日 本日は・・・

本日は朝から二つの編集会議のため、プログはお休みをさせて戴きます。

 

■下記、コマーシャルは冬青社、ギャラリー冬青、高橋国博のブログとは全く関係がございません。

 


2017年1月13日 宇井眞紀子作品写真集「アイヌ100人のいま」編集進行中・・・。

現在、2017年5月、出来れば4月中にと思い、宇井眞紀子写真作品集「アイヌ100人のいま」編集作業が現在進行中です。

アイヌの方が希望される「自分が撮りたい場所、撮りたい姿で」撮影をされてこられた。

撮影をしたアイヌの方から紹介をして戴き、次のアイヌの方の撮影へ・・・。

「1人から1人」のリレー方式です。

例えば東京のアイヌの方が北海道・夕張で撮影をされたいと希望されたら、夕張で撮影をしてこられた。

気の遠くなるプロゼクト。

走られた距離は9万kmを超える。

地球2周を超えました。

足掛け20年。

昨年11月に最後の100人目のアイヌの方を撮り終えました。

 

ブログには書けない苦難、苦闘を乗り越えて達成。

その時間、経費、肉体は計り知れない。

一重に「アイヌの方々のいま」を残したいとの思いが写真家・宇井眞紀子を揺り動かした。

言葉などに到底表すことなど出来ません。

 

後は写真作品集を残すだけ。

 

このお話を戴いたのが3年前。

話を戴いた当初は面白いと思い是非、高橋国博に担当をさせて下さいと申し上げた。

しかし、編集会議の度に写真家・宇井眞紀子さんのお話をお聞きしている内に、本当に高橋国博で良いのかと自問自答を繰り返し始めた。

一時は我が身を引かせて戴こうとも思った。

宇井眞紀子さんの「アイヌ100人のいま」の思いについて行ける自信が無かったからです。

執念とも思える『宇井眞紀子写真作品集「アイヌ100人のいま」』から逃れればキット悔いだけが残ると思い、編集は冬青社・高橋国博しかいないと私自身に言い聞かせ現在、臨んでいます。

まだ、道半ばです。

 

多くの方々が「アイヌ100人のいま」写真作品集出版のために立ち上がって下さっています。

その一貫としてクラウドファンティングを立ち上げました。

是非、一人でも多くの方々に参加をして戴きたいと思い本日のブログと致しました。

詳しくは下記、アドレスからご覧下さい。

 

https://readyfor.jp/projects/ainusyasinsyu

 

下記、宇井眞紀子さんのコメントの一部抜粋です。

アイヌの皆さん希望の場所と姿で撮影した100のポートレートを綴った写真集『アイヌ、100人のいま』の完成に皆さんの力を貸して下さい!

はじめまして。写真家の宇井眞紀子と申します。1960年千葉県生まれ。武蔵野美術大学在学中に社会派ドキュメンタリーの写真家・樋口健二氏に出会い、写真の道に進むことを決意しました。日本写真芸術専門学校にも学び、現在フリーランスの写真家として活動しています。

 

25年前、私はアイヌと出会い、「今を生きるアイヌの伴走者でありたい」という思いで取材を続けてきました。20年という歳月の取材を重ねた頃、はじめましてで『アイヌの写真家として出会い、撮る』ということが出来るのではないか、そのような撮影から見えてくるものがあるのではないか、とアイヌの今を写す写真集の制作に取り掛かりました。

 

 

既に撮影は終えており、後は写真集としての出版を残すのみです。皆様のお力で今を生きるアイヌ100の肖像を綴る、写真集を作らせていただけないでしょうか?

 

https://readyfor.jp/projects/ainusyasinsyu


2017年1月12日 今年は出来るだけアートを考える時間を・・・。

2017年度の抱負はと多くの方々から聞かれます。

返事に戸惑ってしまいます。

え、何時もの年の様にと、答えてしまって自分自身に釈然としない気持、気分が残ってしいます。

昨年は見たいアートや写真展を随分見逃してしまいまた。

 

今年は出来るだけ美術館やギャラリーに足を運びたいと思っていますが、この気持は毎年変わらぬ思いです。

しかしながら、ついつい仕事にかこつけて見逃してしまいました。

おそらく、今年も同じことを繰り返すのではと思います。

 

それより、今年はアートや写真のことを考える時間を意識的に作りたいと思います。

様々なアート、写真集関係の書物を読んだり見たとき、知識を得るだけではなく高橋であればどう見えるのか、考えるのか、どう感じるのか、自分自身を主体として思考する時間を作りたいと思います。

 

アートを写真を素直にもっと身近なものにして行きたいと考えています。

場合に寄っては人と語り合うことも大切かも知れません。

 

それよりも、日常の中に、身の回りにアートに写真に触れる、思考する時間をと思ってます。

マンネリに成っている我が家に飾ってある写真。

先ずは展示替えをして気分一新して参らねばと思ってます。

 

正月に写真家・蜷川実花さんの部屋がTVに写し出されていました。

驚きました。

蜷川実花さんの部屋は作品同様でカラフルで凄まじい色彩に包まれていました。

あそこまで、する勇気は有りませんが、何か納得の行くものを感じました。

ご本人は恐らく楽しいのでしょうね。

 

私も多少、高橋流で書斎や寝室、リビングを「わび、さび」の境地で飾りアートを写真を身近のものに致します。

 

■1月13日 19時よりタカザワケンジさんと渡部さとるさんのトークショーを開催させて戴きます。

 先着30名様まで(後2名の方を受付をさせて戴きます)・会費1000円

 

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2017年1月11日 公文健太郎「耕す人」写真展に。

昨日「シリウス」ギャラリーに公文健太郎写真展「耕す人」の展示を見に行った。

全国の小規模農家の人々を丁寧に、優しく、時間を掛けて撮影されている。

 

会場には公文健太郎さんが居られた。

あえてお聞きはしなかったが、レンズを向けられている人々は写真家としての公文健太郎さんに心を許している。

心を開けられている。

人々はとても自然体。

 

盗み撮るのでは無く、

ベストチャンスを狙っているのでは無く、

切り取るのでは無く、

写し手が有りのままの自分をさらけ出し、被写体に向き合われているからこそ、人々も構えることなく自然体で居られるのではと作品から感じ取れた。

素晴らしいシャッターチャンスである。

 

更に農業、農家、環境、地域性、季節などなどを熟知され、被写体へ旅立たれていることが良く理解出来る。

作品には時間、距離が必要だと常に思っている高橋には公文健太郎さんの作品は圧巻である。

作品に写しだされている人々や景色が、とても優しいのは何故なのか。

写し手の人柄と言ってしまえば身も蓋も無い様な気がする。

無論、「耕す人」は写真家・公文健太郎の人柄から来るものは大きいが、農業、農家、環境、地域性、季節などをリサーチ、リサーチされ、会話を交わされているに違いないと作品からは伺い知ることが出来る。

その上で表層として現れている。

 

だからこそ、素晴らしいシャッターチャンスに恵まれるのだと会場にいて思った。

写真展は作品群として見、楽しめるのだが、公文健太郎さんの作品は一枚、一枚の作品に物語があり、完結している様に思えた。

見る側はその一枚の作品の裏に(選ばれ無かった作品)どの様な作品、ドラマがあるのか勝手に想像をしてしまう。

一枚の作品に引き込まれる。

 

昨今、写真展を見て少々ガッカリしていた私は「耕す人」を拝見し、写真は写真表現として生きていると実感をさせて戴いた一日であった。

 

昨年、品川のキャノンギャラリーでの展示がカラーで有ったのに対して、今回はモノクロで展示をされている。

 

■会場=「シリウス」(丸の内線・新宿御苑前駅・徒歩2分)

■会期=2017年1月18日迄

 

■1月13日 19時よりタカザワケンジさんと渡部さとるさんのトークショーを開催させて戴きます。

 先着30名様まで(後5名の方を受付をさせて戴きます)・会費1000円

 

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2016年1月10日 篠山紀信「快楽の館」を見に・・・???????。

先週の土曜日、現在「原美術館」で行なわれている篠山紀信「快楽の館」を見にいった。

驚いたことに会場には若いカップルや特に女性の来館者で一杯であった。

たゆまなく来館者が訪れていた。

単に会期が1日前とは思えない。

 

作品は30人のモデル(無論、作品はヌード)原美術館の内部(一部は庭園で)で撮影され作品が展示してあった。

 

篠山紀信さんの言葉として下記のことが綴られていた。

 

『美術館は作品の死体置き場、

死臭充満する館に日々裸の美女が集う。

 

美女たちの乱舞、徘徊、錯乱、狂喜、耽溺・・・・・・

あらゆる快楽がこの館でくりひろげられる。

 

幻蝶が舞う陶酔の館。

この祝祭は初秋の夜にはじまり、歳明け、厳冬の朝に散る。

 

たった4ヶ月の一度だけの供宴。

 

お見逃し無く。』

 

2016年  篠山紀信

 

と、記されていた。

 

一言で言えば、意味不明の写真展であった。

なぜ、この「原美術館」で撮影をしなければならなかったのか。

写真家・篠山紀信は「原美術館」と言う意味合いを理解しているのかと、とても疑問が残った。

キュレターの力量不足なのか、作家の自身の作品への対しての思い込みなのか、解らないが「原美術館」で撮影とのコンセプトが何も見出せない。

コンセプトの熟成度がとても欠如しているように思えてならない。

 

作品は「快楽の館」では無く、篠山紀信のいつものヌード作品であった。

 

■1月13日 19時よりタカザワケンジさんと渡部さとるさんのトークショーを開催させて戴きます。

 先着30名様まで(後7名の方を受付をさせて戴きます)・会費1000円

 

■下記、コマーシャルは冬青社、ギャラリー冬青、高橋国博のブログとは全く関係がございません。

 

 

 

 

 


2017年1月6日 明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。

今年も宜しくお願い申し上げます。

 

現在、3冊の写真集とアート関係の1冊の単行本を進行しています。

2017年度の写真展は下記でございます。

1月  渡部さとる写真展

2月  フォトグラファー ハル写真展

3月  権平太一写真展

4月  マイケル・ニッケ写真展(ドイツ)

5月  濱田トモミ写真展

6月  渡邊博史写真展(アメリカ)

7月  筑紫拓也写真展

8月  TATSURO写真展

9月  伊藤計一写真展

10月  田中孝道写真展

11月 大木啓至写真展

12月 亀山 仁写真展

 

2018年度の写真展は下記でございます

1月  渡部さとる写真展

2月  宇井眞紀子写真展

3月       写真展

4月   北 桂樹写真展

5月       写真展

6月       写真展

7月       写真展

8月       写真展

9月   船尾 修写真展

10月   若林勇人写真展

11月       写真展

12月       写真展

 

今年もどんな年になるのか、希望と不安の中での船出でございますが、目の前のことを一歩、一歩全力を傾けて参りたいと思っています。

写真作品集の制作においてもチャレンジ精神を忘れることなく、新たな領域に入りたいと決意を致しております。

皆様とキャラリーでお会いさせて戴き、写真のことやアートに付いてお話を致したく思っています。

通常は2階で編集作業などを行なっていますがスタッフに気軽にお声を掛けて下さい。

2階より降りて参ります。

是非、ご来館下さい。

おまち申し上げます。

 

重ねまして、今年も宜しくお願い申し上げます。 

 

■1月13日 19時よりタカザワケンジさんと渡部さとるさんのトークショーを開催させて戴きます。

 先着30名様まで(後27名の方を受付をさせて戴きます)・会費1000円

 

■下記、コマーシャルは冬青社、ギャラリー冬青、高橋国博のブログとは全く関係がございません。

 


2016年12月22日 本日は2016年度最後のブログです。

今年も何かとブログを書き続けました。

一年は本当に早いものです。

年齢のせいか時間の過ぎさることが、益々早く成っているように感じます。

 

今年も12人の作家の方々の展示をさせて戴き、10冊の写真作品集、1冊の単行本を出版させて戴きました。

「中野村」という偏狭な地にあるギャラリー冬青に作品を展示戴いた写真家の方々には深く感謝申し上げます。

作品をお求め戴いたコレクターの方々に深く感謝申し上げます。

多くの方々に来館戴き感謝申し上げます。

また、拙い私のブログを月間13.000人〜15.000人の方々にお読み戴き高橋自身、驚いています。

感謝申し上げます。

 

今年も様々なことがありました。

しかし、振り返れば全て良き思い出、経験でございました。

その時、前に進む勇気を授けて下さったのは作品をお求め戴いたこと、一冊の写真作品集をお買い上げ戴いたことでございます。

キュレーターとして、編集者としてこの上にもない喜びでございます。

深く、深く感謝申し上げます。

 

特に初めて作品お求めの経験をされた方にはギャラリー冬青として、高橋国博と致しましても、とても新鮮であり前に進む勇気を戴きました。

作家の方々がそのことを知り、とても喜んで戴き、その喜びの姿を拝見させて戴き、写真展をさせて戴いて良かったと深く感動を致し心から喜びを分かち合えることが出来ました。

コレクターの方々と写真家の方々を繋ぐ、橋渡しをさせて戴く、ことがギャラリー冬青の役目だと思っています。

ギャラリー冬青も海外のギャラリーと繋がりを深めています。

ドイツ・オランダ・ベルギー・上海・オーストラリアなどなどのギャラリーと、写真家の方々にどのような枠組みに致すか現在思考しております。

 

コレクターの方々や写真家の方々に、どのようにお答えすれば良いか未だ道半ばでございます。

ギャラリー冬青、出版社としての冬青社のあり方を模索致しながらも来る2017年を迎えたいと思います。

 

多くの方々に応援、助けられて参りました2016年が終わろうとしています。

2017年、また皆様とギャラリーでお会い出来ますことを喜びの糧と致しまして新年を迎えたいと思います。

 

皆様におかれまして来る年が良き年であることを祈念しつつ2016年度のブログを終わらせて戴きます。

 

ありがとうございました。

深く感謝申し上げます。

 

■8年前より冬青社、ギャラリー冬青、高橋国博の年賀状は止めさせて戴いております。

 皆様におかれましても、ギャラリー冬青・冬青社・高橋国博宛ての年賀状はご無用と存じます。

 ブログ上で大変恐縮でございますが、何卒宜しくお願い申し上げます。

 

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2016年11月21日 小池英文写真作品集「瀬戸内家族」が・・・。

小池英文写真作品集「瀬戸内家族」が凸版印刷さんより届けられた。

写真家・小池英文さんの作品に対しての拘りがありとても神経と思考を費やした。

 

■写真家・小池英文さんの拘りと、高橋への注文は下記・・・。

1.色味は押さえて色彩は出す。

2.コントラストを押さえて光を感じさせる。

※例えば朝日・夕日・朝方・夕方・春の日・夏の日・秋の日・冬の日の光を感じさせる。

3.ボリューム感を強調するのではなく人、風物、風景を際立たせる。

4.全作品に霞み、モヤがかかった感じにする。

5.背景の山々の緑を押さえながら山々や草木を強調する。

6.シャドー側は潰さない。

7.ライト側は飛ばさない。

以上のことが基本。

 

写真のプリントや多少、印刷の経験ある方は直にご理解戴けると思います。

全てが相反する行為。

初校が出て凸版印刷の杉山さん、小池さん、高橋の打ち合わせの時も、一作品ごとに上記の同じ注文を出された。

印刷立ち会いの当日、第一刷り目が校正室に届けられた。

 

小池さん。

強すぎです。もう少々光の感じが出ませんかねと・・・。

はたと、私の指示の赤ぺんが止まった。

「黄色」を盛れば濁りが出始める、インクを出せば、もっと強くなる。

インクを引けば益々、光の感じは出てこない。

 

冬青社の写真作品集ではシャドー側の暗部も「青・赤・黄」色の三原色を使えば黒になる。

それを基調としてシャドー側の版を先ずは作り、足りない部分だけ「墨」を使う。

黄色を多少増やし、墨を出して戴いた。

 

でも、ひと味足りないことは予想していた。

そこへオベレーターの責任者の方が印刷機の前で指示をだしても良いですよと言われた。

エット驚いた。

営業・進行担当の猪野さんには兼兼、印刷機の前で指示をさせて戴きたいとお願いをしていたのだが、叶えられなかった。

それが、印刷機の前で・・・。・・・。

はい!!。と申し上げ印刷機の現場に向かった。

 

印刷機の前で待っていたら調整された刷だしが出てきた。

ヤッパリひと味足りない。

そこへ青のインクを多少多めに三色を出して戴いた。

小池英文さんこれです、これですと満足をして戴いたが・・・。・・・。・・・。

 

私から見れば何かが足りない・・・。

それから本当に「小サジ」の四分の一位のインクを足して戴いた。

小池英文さん、本当に良く成りましたねと。

これで参りましょうと。

こうして、二日間の印刷立ち会いが終わった。

 

その写真集「瀬戸内家族」が届けられた。

写真家・小池英文さんの所へは本日届く。

きっと喜んで戴ける出来栄えと思います。

 

この度も杉山幸次さんのご努力なしでは表現出来ない領域に一歩踏み出せました。

 

■8年前より冬青社、ギャラリー冬青、高橋国博の年賀状は止めさせて戴いております。

 皆様におかれましても、ギャラリー冬青・冬青社・高橋国博宛ての年賀状はご無用と存じます。

 ブログ上で大変恐縮でございますが、何卒宜しくお願い申し上げます。

 

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2016年12月20日 写真は自身の内側が・・・・

写真は必ず自身の内側が表層として現れると信じます。

内側を形成しているものは、なんであろうかと考えますとき・・・。

1.自身の経験であったり。

2.自身の生き方であったり、生きざまであったり。

3.自身の知識であったり。

4.自身の美意識であったり。

5.被写体に対してのリサーチであったり。

6.被写体との向き合う時間であったり。

7.被写体との関係性であったり。

8.技術の修得であったり。

などなどが考えられます。

考えなければならないと思います。

被写体に対しての姿勢、思考、精神状態までが表層として現れることを信じます。

そうしないと作品作りそのものがつまらなくなる恐れを感じます。

 

それが、写真表現ではないでしょうか。

作品と呼べるものだと思います。

デジタルカメラと周辺機器の発達により、旨い写真など幾らでも撮れる時代だと思います。

デジタルカメラと周辺機器のお陰で上記のことがらが薄れがちになることを恐れます。

 

真摯に何が撮りたいのか。

真摯に何を表現したいのか。

真摯に被写体と自身の関係性をさぐり、保つことが求められていると思います。

 

絵画と写真の大きな違いの一つは、写真はシャッター時間と言う制約の中から生まれて来る芸術です。

場合によっては一瞬の芸術です。

 

私達は写真機を持ったとき、レンズを向けようとしたとき写真表現は何であるかと言う、原点に立ち返ることがとても必要ではないかと昨今思います。

写真と言う作品作りには、上記に書かせて戴いたことが表層として現れることを理解することが大切に思えてなりません。

 

■8年前より冬青社、ギャラリー冬青、高橋国博の年賀状は止めさせて戴いております。

 皆様におかれましても、ギャラリー冬青・冬青社・高橋国博宛ての年賀状はご無用と存じます。

 ブログ上で大変恐縮でございますが、何卒宜しくお願い申し上げます。

 

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2016年12月19日 渡部さとる写真作品集「demain」がいよいよ出来あがりました。

渡部さとる写真作品集「demain」が、いよいよ出来あがりました。

お披露目です。

先週の金曜日、凸版印刷さんから渡部さとる写真作品集「demain」を届けて戴いた。

それも、タイミング良く渡部さとるさんが打ち合わせのためギャラー冬青に来て戴いた。

渡部さとるさんが靴を脱いでいる途中に、チャイムがなりそこへ、あの『写真作品集「demain」』が凸版印刷さんより・・・。

早速、慌ただしく開封し写真作品集「demain」を開いた。

暫く、沈黙・・・。・・・。・・・。

沈黙、沈黙。

 

渡部さとるさんの第一声。

「素晴らしい」。

実に「素晴らしい」です。

良いですねー!!。

良いですね!!。良いですね!!。

と。

 

安堵した。

編集者として一番安堵するとき。

編集者が一番歓びを感じるときかも知れない。

 

特に、この度の写真作品集「demain」の内容をお聞きしたとき、どのように編集、構築して行けば良いのか頭の中が空っぽになったことは確かであり、良く覚えている。

渡部さとるさんに、このまま出版してしまえば写真家としての「写真家・渡部さとる」写真出版社としての「編集者・高橋国博」

は終わりかも知れませんねと申し上げたことを思い出します。

 

だからと言え中々、考えが纏まらず頭の中は白く、空っぽのまま。

構築しては消え、再構築はしては消え、焦れば、焦るほど考えが浮かばない。

纏まらない。

我が家の書棚の写真集や会社に置いてある写真集を見たり、神田の古書店、本屋さんにも足を良く運んだが、方向性は見出せないままでいた。

 

7月中旬からアメリカ・アリゾナ「ナバホインディアン」に会いに2週間程、ギャラリー・会社を留守にして出かけた。

来る日も、来る日も砂漠の中を3,400km走った。

最後の3日間サンタフェに立ち寄ることになっていた。

サンタフェにあるブックショプ「photo eye」(弊社の写真集が沢山並べられている、今回の旅の目的の一つ)に表敬訪問をさせて戴いた。

その時、一冊の写真集と出合った。

これだ!!。これだ!!。

これ。

これ、これ、これ。

砂漠の中で出合った写真集。

これから発展して行けば何かが生まれると直感した。運命の写真集との出合い。

その写真集、プライスのことなど聞くことなく求めましたが値段を聞いて多少驚きました。

余談です。

 

帰国後、暫く私の中で熟成をして渡部さとるさんと、デザイナーの白岩砂紀さんにお話をした。

当初は渡部さとるさんはそれ程乗り気ではなかった様な印象。

デザイナーの白岩砂紀さんも同様であった様な気がする。

 

しかし、私には何故かどこかに確信めいたものがあった。

この度の渡部さとる写真作品集「demain」はこれ以外にないと。

 

ここまでは良かったのではあるが、これから「渡部さとる写真作品集「demain」」が凸版印刷さん、特に猪野貴直さん、AD担当の杉山幸次さんに、大変なご迷惑、ご努力、ご負担を掛けることなどこの時、知る由もありませんでした。

 

直ぐさま猪野さん、杉山さんにご相談させて戴いた。

特に猪野さん目を丸くして、本当にこれで行くのですかと・・・。

 

「これまで、経緯。経過のみならず私達の苦労話をブログで書きましたので、本日は書きません。」

 

UV印刷のテストや黒バックをどうするか、問題が山積。

猪野さは私の答えを求めて印刷現場に幾度も入り、打ち合わせ、テストを繰り返して戴いた。

その結果に基づき私と猪野さんは解決策を求めて幾度も会議をさせて戴いた。

印刷方法も・・・。

 

その上に、用紙の問題が最後の最後にのしかかり、私と猪野さんは一時頭を抱えてしまった。

最後のテスト用紙を渡部さとるさんに見せるべきでは無かったと後から後悔したが後のまつりです。

渡部さとるさんはこの用紙以外に無いでしょうとのこと。

・・・。・・・。・・・。

多くの難関、苦戦、努力の結果生まれた「渡部さとる写真作品集「demain」」。

そうして、生まれました「渡部さとる写真作品集「demain」」です。

 

この度も感謝申し上げます。

凸版印刷さん、特に猪野貴直さん、AD担当の杉山幸次さんに。

 

■8年前より冬青社、ギャラリー冬青、高橋国博の年賀状は止めさせて戴いております。

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 ブログ上で大変恐縮でございますが、何卒宜しくお願い申し上げます。

 

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