2019年5月21日 明日からスイス・バーゼルへ・・・・。

まだ「北海道・帯広ワークショップ」の余韻が残っています。

このようなことは今迄、余り経験をしたことはない。

なぜだろうと顧みれば、参加者の皆さんの写真への想い、純粋さにひかれたことだと気づいた。

このことは実は写真表現の基本中の基本である。

1.写真に対して熱心。

2.写真に対して熱い。

3.写真に対して純粋。

4.写真に対して素直。

5.写真に対して真面目。

このことを改めて気づかせて戴き、教えて戴いたことに感謝の念はたえない。

このことは東京にいて、写真情報を身近にしていることで忘れてはいないにしても、認識がとても薄れていたことに気づき、高橋自身を諌めている。

写真に向き合う姿勢の原点に立ち戻らなければならないと・・・。

 

明日22日〜27日までバーゼルへ。

明日は午前5時起き・・・。

とりあえず、下着類は詰めたものの今日、必要ものと、最小限のものを詰めなければ・・・。

今回のババーゼル行きは、バーゼルのモニカギャラリーでのオープニングに参加するため。

展示作家は北桂樹氏・フォトグラファー・ハル氏・大木啓至氏の3人展。

 

モニカギャラリーは誰しもが憧れる素晴らしい、バーゼルでのギャラリーの一つ。

昨年の1月にモニカギャラリーに表敬訪問をさせて戴いた。

オーナーのモニカさんとは意気投合し、この度の3人展となった。

今年のフォト・バーゼルにも3人の作品を出展して下さることになっている。

 

この度の、もう一つの大きな高橋の使命はフォトグラファー・ハル氏の新作を世界のマーケットに押し上げること。

目標・目的は3つ。

1.写真家・フォトグラファー・ハル氏の世界的に名を知らしめること。

2.新作の作品を世界に認知させること。

3.新作品を世界レベルのプライスで勝負すること。

 

これら全てのプレゼンテーションは高橋が行う。

ギャラリー冬青は日本では数少ないファースト・コマーシャルギャラリー。

写真家を志す人や、埋もれている作家、地方作家を世にデビューする役割りがファースト・コマーシャルギャラリーの使命だと思っている。

既に有名な作家、森山大道氏・細江英公氏・須田一政氏などを取り扱うギャラリーはセカンダリーのコマーシャルギャラリー。

 

当初はギャラリー冬青でも、植田正治氏・細江英公氏・須田一政氏・土田ヒロミ氏などの写真展も行ってきたが、今では意識、使命感を持ってファースト・コマーシャルギャラリー役割りをプライドを持って運営している。

 

バーゼルに着いたその日、モニカさんのご自宅でディナーパーティーして下さるとのことに・・・。

2日目は写真家・コスタスの自宅で歓迎会

3日目はオーブニングパーティーに続きコレクターの方々だけとの夕食会。

執刀医からはアルコール類は一切禁酒と聞かされている・・・。・・・。

でも、でも・・・。

 

「いざ、鎌倉」ではないが「いざ、ハーゼルへ」

行って参ります。

 

明日5月22日〜28日まではハーゼルに参りますのでこの間、ブログはお休みさせて戴きます。

 

●下記、コマーシャルは冬青社、ギャラリー冬青、高橋国博のブログとは全く関係がございません。

 

 

 

 

 

 


2019年5月20日 北海道・帯広ワークショップから・・・。

第一回「北海道・帯広ワークショップ」から戻って参りました。

「帯広ワークショップ」で大切なもの、忘れかけていたものを戴いて戻ってまいりました。

この第一回「北海道・帯広ワークショップ」は北海道恵庭市にお住まいの写真家・濱田トモミさんの企画、尽力で開催されました。

この第一回「北海道・帯広ワークショップ」はご尽力を戴いた箕浦伸雄氏・道東カメラサービス(フイルムカメラだけの復元・修理・販売)の佐藤靖仁氏の協力のもと開催された。

 

参加者は総勢15名。

ポートフォリオ参加者は13名。

 

大の方向音痴の私は13時20分羽田発JAL便、帯広空港に向かった。

30分間程、遅れて離陸・・・。

濱田さんが帯広空港まで向かえに来て下さることななっていた。

ロービーに出ても濱田さんの姿が見えない。

不思議に思い、ここは本当に「帯広空港」なのか、降りた「空港」を間違ったのではないかとカウンターに行き、ここは「帯広空港」ですかとお聞きした。

けげんそうな顔でハイ、「帯広空港」ですよと・・・。

慌てて濱田さんへ電話をいれた・・・。

済みません、後2.3分で着きますからと・・・。

冷静に考えれば帯広空港行きに乗っているのだから、他の空港に行くバズもない。

心の中は赤面していた。

 

ホテルで一時間程休憩をし、少々早めの夕食をとり箕浦氏・濱田さんの案内で、道東カメラサービスショプで開催されるトークショーへ向かった。

19時〜21時30分までトークショー・座談会を行った。

次の日は9時30分に会場入りをし、心を鎮め、頭の中を整理してトーク・レビュー・座談会・質疑応答など終わったのが18時30分。

それから懇親会・二次会(コヒーショッブ)へと、ホテルに帰り着いたのが23時を少々回っていた。

次の朝、一番早い便で東京へ。

須田一政先生のお別れ会へ。

奥様にもご挨拶をさせて戴いた。

 

第一回「北海道・帯広ワークショップ」に参加させて戴いて思い、強く感じたのは次の5つこと。

1.写真に対して熱心。

2.写真に対して熱い。

3.写真に対して純粋。

4.写真に対して素直。

5.写真に対して真面目。

 

改めて写真の大切さを教えて戴いた。

私のレビューや話が参加者の皆さんの心に届いたのか、どれほどにお役にたてたのかは不安が残ります。

ご主人に反対されながらも、男性でも後ずさりするぐらいの雪深いなかを6時間も歩き、その上、凍傷になりシャッターチャンスを待ち続けられる大石さん。

お年を聞くと73歳。

 

誰からなんと言われようと頑固で我が道を進まれる小林さん・・・。

 

中学の国語の先生をされながら京都造形芸術大学を卒業された臼井さん。

パワフルでとても活動家。

ちょうど写真展が開催されていたので拝見をさせて戴いた。

臼井さんの作品は愛情にあふれ、とても親切で優しい。

臼井ワールドが確立されつつあるように思う。

お一人、お一人の作品が今日も頭を過り、明確に残っています。

とても、それぞれが個性的な作品でした。

 

それほど参加者の方々は「熱心・熱い・純粋・素直・真面目」であられる。

高橋のボランティア活動以上なもの(忘れかけていた、忘れていたもの)を参加者の皆さんから戴いた。

懇親会(食事会)席でも写真談義ばかり。

高橋が怖いとの噂があり、参加を躊躇された方も・・・。

 

お一人、お一人にご返事は書けませんが、参加者皆様、ありがとうございました。

2020年お会いさせて戴けますこと楽しみに致しています。

 

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2019年5月16日 何のために、誰のためにと、娘から・・・

娘から何のために、誰のために無理して働くのくのと問われます。

お父さんが願っている海外の美術館巡りをして下さいと・・・。

肉体的にも、精神的にも更には、経済的にも楽になるのにと・・・。

ありがたいと思っているが、返す言葉もない。

写真が好きだから、写真家の方々が好きだからとは話すのだが、もう一つ説得力は欠けている。

この言葉は自分自身に言い聞かせている言葉かも知れません。

 

※明日17日〜19日北海道・帯広のワークショップのためブログはお休み致します。

帯広でのワークショップはとてもハードスケジュールが組まれているようです。

17日(金曜日)着いたその日はトークショーが19時〜21時、その後の座談会・懇親会。(深夜になることが恐ろしい・・・。)

お酒はまだ一滴も飲めないと執刀医から言い渡されている・・・。

翌日(土曜日)午前中9時〜18時30分までレビュー並びにトークショー、座談会・懇親会と続き、恐らく終了は23時過ぎると思われる・・・。

それからホテルへ。

次の日の日曜日は一番早い飛行機に飛び乗り、13時からの須田一政先生のお別れ会に(JCI会舘)羽田から直行。

その夜にはフォトグラファー・ハル氏のバーゼルに持って行くサンプル作品の仕上がりを見せて戴く。

テスト作品をサンプルとして持っていかねばなりません。

プレゼンテーションが上手く行くことを願うばかりです。

プレゼンテーションは私、高橋の役目、私が行います。

2日間、おいてのバーゼルへ。

その準備がまだ全く終わっていない・・・。

とにかくは無事「帯広」のワークショップを終えて・・・。

 

※5月22日〜27日までスイス・パーゼルへ、ブログはお休みさせて戴きます。

ガンの摘出手術後、体力の回復にはとても時間を要しています。

76歳という歳のせいかも知れませんが・・・。

どこまで、体力、気力が続くかは自身でも正直、解りません。

香港や台湾でのレビューアとしての努めに続き、帯広、バーゼルは1年前から決まっていたこと。

写真家を目指す方々や写真家の方々の、お役にたてばと思いハードスケジュールをこなしています・・・。・・・。

執刀医や娘に反対、叱られながらも、今でしか出来ないことだと言い聞かせながらが本音のところかも知れませ。

とにかく「一歩」です。

今、「一歩」を踏み出さねばと思っております。

 

少々、休みたい気持と交差しながら、高橋を必要として戴けるなら今、動かねばとの思いです。

とにかく「一歩」。

「一歩」前に踏み出せば気力も体力もついてくると、自身に言い聞かせている毎日です。

6月中には京都造形芸術大学(非常勤講師7年目を向かえます)その授業内容を学園へ提出致さねばなりません。

正直なところスケジュール表を観るのが怖くなることも・・・。

 

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2019年5月15日 重森弘淹「写真芸術論」から

重森弘淹「写真芸術論」20ページ〜21ページ

機械的技術と個性

---描写から記録へ

 

「ボードレールがガラス玉のついた黒い箱に激しい嫌悪をしめした話は周知のとおりである。

かれらによっは、写真は正確なメモたりうれば十分なのであって、それ以上に空想の領域や、人間の精神だけが関知するような領域に侵入するとすれば、大それたことになるだろうというのである。

この警告は十分傾聴に値するのであったといわねばならない。

 

実際20世紀にいたる半世紀の写真史は、写真がその聖域に入りこんで手痛く復習をされていた歴史があったからである。

しかし、今日の写真は、むしろメモがわりに徹することによって、つまり克明に記録された事実のメモにたいして、逆に人間は空想し心を傾けるようになったのである。

ボードレールの警告の逆説化がここにはある。

画家がどれほど写真機にたいして恐怖したかは、産業革命当時、機械に抱いた労働者の心理に酷似していたというルイ・アラゴンの指摘をまつまでもないだろう。

人間の魂の表現に、機械が介入してくるという事態は、機械が人間によってつくられたものだけに、我慢できるのてはないという気分は、現代に今日も残っている。

そしてその厭悪感は、機械美や機械芸術への、際眼のないロマンティシズムと表裏してそんざいしているのである。

人間の魂の表象である表現は、つねに身体的な技術によってが駆使されるとき、それは芸術となった。

「すなわち芸術とは、人間個性の十分な刻印を残しているところの技術の一部」であるとマンフォードはいう。

芸術創造における技術とは、つねに個性そのものにほかならないというのである。」

(※改行はブログ上、読みやすくするため高橋が行っております。)

 

ここでと注目すべきことは二つあると思う。

一つには・・・。

この「写真芸術論」が書かれたのが1967年であること。

この時代、まだデジタルカメラがない時代。

多くの写真家がデジタルカメラを手にしたとき、等しく口にする言葉は・・・。

・デジタルカメラを持ったとき、ついついシャッターを押す機会が多くなった。

・直に検証できるから再撮影をしてしまう。

・フイルムカメラほどデジタルカメラはシャッターチャンスの意識が薄れてしまう。

ついついセレクトを中心に考えてしまい、被写体との関係性が薄れてしまう。

などなど・・・。

ボードレール氏が語る「写真は正確なメモたりうれば十分なのであって・・・」となんとなく頷いてしまう。

重森弘淹氏が生きていられたら、デジタル時代の今、どのように書かれるのか興味がたえない。

 

二つには・・・。

「人間の魂の表現に、機械が介入してくるという事態は、機械が人間によってつくられたものだけに、我慢できるのてはないという気分は、現代に今日も残っている。」という重森弘淹氏の私たちへの語り掛けである。

写真表現者は等しく装置を使わざるをえない。

私たちはその装置とどう向き合い、使いこなし、自分らしさの個性を見出すのかが問われているような気がしてならない。

 

例えば、山梨県の忍野八海に行けば常に何十代ものカメラが富士山を狙っている。

そこに自分なりの個性を見出すには自分なりの熟知した装置と向き合わなければならない。

 

重森弘淹氏は次の節で「個性的技術」について書かれています。

明日にでも・・・。

 

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2019年5月14日 遊びと情報と写真表現の違いは???。

遊びと情報と写真表現の違いはと考えさせられることが多くなった。

インスタグラムやSNSなどで流される写真や動画までが写真表現であるかのように評する評論家、批評家、写真家まで現れていることに、一抹の不安を感じている。

インスタグラムやSNS上で流される、写真や動画の氾濫の映像などは遊びの範疇に過ぎない。

このようなことを言うと時代遅れだと評する人が現れることを承知した上で、1人位、時代遅れの人間がいても良いのではないかと思っている。

ポートフォリオレビューをさせて戴いてネット上からダンロードした情報を加工した作品が多くなっている。

これらは別のジャンルとして写真表現とは区別すべきだと語って来た、語っている。

 

情報写真に関してだがネット配信やマスコミ紙誌が一応は当たると思われる。

情報写真は情報写真として区別され立派に確立されていると思う。

私たちは戦争や事件の現場をTVなどでリアルタイムで観せられることになる。

中にはプロパガンダの映像を真実かのように観てしまうことになる。

特に第一次大戦、第二次大戦と多くの紛争を人類が経験するなか写真報道は残念なことにプロパガンダの要素が強くなってくる。

特にマグナムなどは残念であるがその要素が時代とともに強くなる。

しかし、真実を追い求めている報道写真家も少数ではあるがいることは確かだ。

今は誰しもが災害現場、事件現場から配信できる時代・・・。

ネットが発達した今だからこそ、報道写真の真価が問われていると思われる。

 

写真の誕生はどの芸術分野からも後発で歴史も浅い。

写真が誕生して約180年余り。

写真表現の確立が遅れているのは教育機関のカリキュラムが大きな問題として挙げられると思っている。

専門学校、大學での写真教育の責任は歪められない。

写真表現、写真芸術としてのカリキュラムが特に日本では組み込まれていない。

とても遅れたていると思われる。

なぜか解らない・・・。・・・。

 

インスタグラムやSNSなどで流される写真や映像までか写真表であるかのように語ることは、混同しているようにしか思えない。

家族写真や旅の記念写真、祝いごとの写真館で撮る写真はそれなりに意味がある。

全てを写真表現として同等に価値を見出そうとしている行為に問題が含まれていると思う。

写真家を始め、評論家、批評家、教育機関も含めてそれぞれの立場で責任を問われているのではあるまいか。

 

写真表現はそれなりの土台の上になされると思う。

楽しみ写真は身近なものとして楽しめば良いと思う。

その意味で写真はとても身近なものになった。

とても良いことだと思う。

逆の意味で写真表現の真の意味を問われている時期、時代なのかも知れない。

 

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2019年5月13日 台北ブックフェアー顧みて・・・。

台湾ブックフェアーを顧みて思うこと。

装丁は何のためになされるのか・・・。

編集は何のためになされるのか・・・。

印刷のクォリティーとは・・・。

 

※装丁は何のためになされるのか・・・。

一時ほどではないが華美な装丁やデザインありきの写真集がもてはやされるいる。いた???.???。

写真集に収録される作品とは乖離して装丁ありき、デザインありきの写真集は飽きられて来ていると思う。

装丁やデザインは作家の方々が長年撮り続けてこられた作品のテーマ性やコンセプト、更には表層化された色彩までを理解し吸収し、作家の方々に、作品に寄り添いながら作品の全てを理解した上で、作品力を更に増幅させなければならない。

心がけなければならない。

それらを邪魔する華美な装丁やデザインはあり得ない。

でなければ写真集としての発信力は劣化し衰えてしまう。

最後には飽きられてしまう。

写真集は総合芸術作品だと思っている。

 

※編集は何のためになされるのか・・・。

編集者は写真集の作品を見たときから、編集、デザイン、装丁、用紙の選択、インクの調整、印刷、製本等など完結するまでの総合プロデューサーでありコンダクターだと思っている。

作家の方々の作品のテーマ性やコンセプト、表層化された色彩までを理解し読み取り、吸収しなければその努めは果たせない。

作家の方々に寄り添い、更に作品に寄り添はなければならない。

作家の方々の自覚体、不自覚体・編集者の自覚体、不自覚体を共有できるまでディスカッションを繰り返さなければならない。

名あるデザイナーのリベートを排除し、最後にはデザイナーの方々もディスカッションの輪のなかで一致を見出さねばならない。

編集者の努め・・・。

その上で編集、デザイン、装丁、用紙の選択、インクの調整、印刷、製本等などが総合な表現が、芸術作品として成り立っているのかを常に謙虚な姿勢で検証し続けなれけばならない。

編集者はそれぞれのパートナー、パートで良き調べが奏だされているかの責任は編集者にあると心得ておかねばならない・・・。

サンタフェの元コーディネーターのお一人、ローラーさんがあるトークショーの終わりに来場者に向かって、「写真を撮る者には写真集は必修、それには良き編集者を見つけなさい」と語りかけていたことを思い出した。

 

※印刷のクォリティーとは・・・。

編集やデザイン、装丁が終わり印刷段階に入るのだか印刷が惨めなものでは全ての(作家の方々の努力、デザイナーの方々の協力などなど)努力が水泡の泡と消えてしまう。

世界で原価がアンカーなものを追い求められ、印刷スピードを上げたりインクの質、量までが落ちている。

近年、特に近年、印刷のクォリティーは非常に落ちている。

 

それらを防ぐには印刷現場の営業担当者・ADの方々・オペレーターの方々の理解と深いディスカッションは欠かせない。

弊社の場合、ありがたいことに凸版印刷の営業担当=猪野直貴氏・AD担当=杉山幸次氏がいられる。

最高の営業職人であり、AD職人であられる。

いつも、お二人の努力を身近に拝見させて戴き、最高の編集者職人でありたいと思わせて戴いている。

凸版印刷の猪野直貴氏・杉山幸次氏のお力添えを戴いて、今日では世界で最も美しい印刷表現がなされていると思っている。

印刷・製本のクォリティーは深く、深く検証されるべきだと思う。

 

時流に流されることなく、写真作品集制作において、本道を求めて行かねばと改めて・改めて決意を致しました。

写真表現のあるべき姿を還り見せられる台北フェアーでした。

 

「写真作品集を芸術の花束として、世に送りだす。」変わらぬ気持。

 

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2019年5月8日 台北ブックフェアーで感じたこと・・・。

冬青社のブースは亀山仁氏・フォトグラファー・ハル氏・竹谷出氏・田中亜紀氏・濱田トモミ氏が参加をして戴いた。

香港ブックフェアーとの違いは大きくは3つあると体感致しました。

 

その1=香港ブックフェアーに来るお客さんは、求めたい写真集を始めからお持ちの方々が多く買いたいという、意識が始めから持っている方々が多いのに対して、台湾の方々は勉強のために来る方や、フェアーが行われているから見に行って観るかという感じの、特に若い方々が多かったと思います。

 

その2 =台湾の方々は印刷のクォリティーにはとても興味を持たれ、厳しい目を持たれていると感じた。

写真集を斜めにしたり、ライトの方に向けたり、表面を触ったりと、とても真剣な眼差しで写真集を見られていた。

香港ではそれ程意識は致しませんでした・・・。

 

その3=写真集の編集にとても関心をもち、ページを幾度も前後に繰り返し見直し閲覧をしていられ、場合によっては参加者の写真家の方々に質問もされていた。

香港では全くない経験を致しませんでした。

 

総括として写真集はオーソドックスの写真集が良いと感じました。

アイディアブック(装丁が華美、デザインありき)の売れ行きは全く良くなく、オーソドックスの写真集が好まれた。

他の出版社(アイディアブック)の写真集の売れ行きは全く悪いと報告を受けまた。

 

冬青社のブースが売れ行きが良いと会場で噂になり他の出展者の方々が見にこられたりと致しました。

事実、冬青社のブースでは良く売れたと思いました。

高橋的にはとても満足を致しております。

 

手軽な写真集や自身の手作りの写真集、アイディアブックは一過性で売れ行きも悪かったとのが現状です。

印刷のクォリティー、編集力は写真集を求めて戴ける方々にとって大切な要素だと感じました。

 

翌々、自身を顧みて自身の本棚の写真集はデザインと中身が共存したオーソドックスの写真集が殆どである。

装丁は何のためになされるのか・・・。

編集は何のためになされるのか・・・。

印刷のクォリティーとは・・・

(何れブログにて)

時流に流されることなく、写真作品集制作において、本道を求めて行かねばと改めて・改めて決意を致しました。

台湾は写真に意欲的な若い方々の熱気が強く感じるフェアーです。

マーケットとして台湾は今後、見逃せないマーケットになることは間違いないと強く感じました。

 

写真表現のあるべき姿を還り見せられる台北フェアーでした。

 

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2019年5月7日 台湾・台北から戻って参りました。

台北國際藝術村で行われていた「国際ヤングフォト」を名を変えて今年より「PHOTO OEN'19」(一回目)にレビューアとして参加して参りました。(場所は変わらず=台北國際藝術村)

それに伴いブックフェアーが開催されました。

19社が参加を致しました。

冬青社からは亀山仁氏・フォトグラファー・ハル氏・竹谷出氏・田中亜紀氏・濱田トモミ氏が参加をして下さいました。

ブックフェアーに関しましては後日にでも・・・。

 

とてもハードなスケジュールで大変でした。

午前10時〜午後10時まで12時間のフェアーです。

 

4月25日20時成田発で台北へ、高橋と写真家・亀山仁氏がホテルに着いたのが4月26日の午前2時。(日本時間午前3時)

荷物の整理を多少終え、シャワーを浴びペットに転げ込んだのが午前3時。(日本時間午前4時)

次の日の4月26日は設営のため9時に、会場入り。

前もってホテルのロビーに8時30分に集合を亀山さんよりお願いしてあった。

会場へタクシーで向かい慌ただしく設営をしていると、主催者の女性がこられ高橋先生、今日13時からレビューをお願い致しますと・・・。

私はてっきり27日と思い込んでいて、高橋のレビューアとしての担当は明日ではありませんかと聞き直した。

いいえ、本日13時からですと・・・。

冷静に冷たく・・・。

 

手術後でもあり、睡眠不足、体力、気力をどうすればと途方に暮れる有様。

直に亀山さんにお願いをして、チョコレートとアメを近くのコンビニで、買って来て下さいと頼み、栄養剤を多めに補給(これが後日誤算となった)。

13時から1人20分間(国際水準)8人の方々の作品を見せて戴いた。

参加者は力作の方々が多くいられたことはとても幸せであった。

疲れ、睡眠不足はどこに・・・。

とてもレビューは充実していたと思う。

レビューが終了した後にも、幾人もの方々から質問を受けた。

とても、熱心。

参加費は15.000円と聞いた、台湾の物価水準からして決して安くはない。

私は今年は2回目、私を希望される方々もいられ何だか申し訳なく思えた。

高橋で良いのかと・・・。

午前10時〜22時までとはとてもハードなフェアー。

 

レビューを終えて高橋自身が感じたことは学ぶべきこと多さ・・・。

学ばなくてはならないことの、多いいことを強く感じた。

写真表現の奥深さを・・・。

旧知の方々とお会いさせて戴き親交が深めさせて戴いたことは感無量でした。

私かガンの手術を受けたことをブログで知っておられ、幾人の方々からも心配をして戴いていた。

写真談義に華を咲かせた。

 

担当医からは出来ることなら台北行きはお勧めできませんと言われていた。

娘も大反対。

娘曰く、どうせ私が反対してもお父さんは行く気に変わらないでしょうからと、冷たく・・・。・・・。・・・。

睡眠時間は毎日4時間を切っていた。

 

家に還り38.7°位が熱出てしまい、2.3日寝込んでしまった折角の連休もあっと言う間に終わってしまいました。

 

※明日は仕事のためと9日・10日は久保隆さん写作品集の印刷立ち会いのためブログはお休みさせて戴きます。

 

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2019年4月24日 slrw downが求め始められている。

「スローダウン」の価値感が見直しがされ始めている。

今、IT企業やインターネットの会社が出版社を買収したり、新たに出版社を立ち上げている。

紙媒体への興味、活字文化の見直しなどなどによるものだ。

数年前だと考えれない現象だ。

あるIT企業の社長がインタビューに答えている。

 

なぜ、今、活字に拘り出版社を買収されたのですかとの問いに・・・。

ネット社会は「スピード・量・fakeも含めて」人間の創造を超えて情報が氾濫している。

受け取る側は精査することすら許されないぐらい、知らず知らずの内に受け入れている。

多分、情報を正しくキャチングし、精査するにはスローダウンが必要だと思います。

そのスローダウンするには紙媒体がとても必要。

 

活字はその点、自身の持つ時間のなかで、自身の持つ物指しのなかで吸収や判断が出来る媒体です。

必要とする情報を必要とする分だけ、自らが求めて行くことが出来、その行為が大切。

人間の大切な五感、感覚、間合いなどなどに最も近いのが活字文化だと思います。

私どもの会社だけではなく、数社のIT企業が既に出版活動を行っていますと・・・。

「アナログ」の世界を模索していると・・・。

「アナログ」の世界は自らの積み重ねの世界。

それに対してネット社会の多くは与えられる側にいる。

それがあたかも最新の情報だったり、最新のトレンドと勘違いをされやすい。

以上のような内容が語られていた。

とても、説得力があり、納得出来る話したと思った。

 

在来の出版社の歴史を紐解けば・・・。

当初はデジタル化への拒絶、対抗意識。

次の世代はデジタル化への共存。

現在はデジタル化への依存、なしには出版はありえない・・・。

 

IT企業と既成の出版社とは全く逆のベクトルが進行しているように思える。

IT企業の着目点が面白いと思った。

IT企業は人間らしさを求めている。

人間の考える力、思考するスピード、思い描く感覚、皮膚感を探ろうとしている。

取り戻そうとしている。

 

既成の出版社は益々、デジタル化に依存している。

活字ばられの、その責任の多くは出版社自身にあると思っている。

ある大手の出版社は紙媒体より、デジタル部門の方が売り上げが多くなったとニュースが流れていた。

現在、真剣にIT企業が紙媒体に興味を持ちのり出して来ていることにとても興味を覚えている。

AIが囲碁や将棋の世界ではプロの棋士を凌ぐ。

AIが描いた絵か数千万円単位でオークションで落札されている。

 

人間らしさ・・・。・・・。・・・。

 

先端ばかりが面白いわけではない。

また、古典に縛られていては発展は望めない。

ネット情報が氾濫する中、自分らしさとはなにかと、焦らずに考えて見ることが大切ではないかと思えてしかたがない。

 

入院して思うこと。

自分らしさを求めたい・・・。

 

※明日25日〜29日まで台湾・台北で行われます国際ヤングフォトのレピアーとして、それに伴いブックフェアーに参加して参ります。

この間と5月8日まではブログはお休みさせて戴きます。

 

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2019年4月23日 戻ってまいりました。

4月13日から中野区にある、東京警察病院入院し、ガンの摘出手術を15日に受け20日の日に無事、我が家へ戻りました。

手術後の経緯は順調です。

 

入院する日が近づくにつれ緊張度は高まるばかり・・・。

とうとう13日を向かえた・・・。

13日、午前9時30分より入院のための所持品のチェクと手術の段取りの説明を12時近くまで受け個室に案内され、ロッカーの整理をしている最中に昼食が出て来て食べ終わり、諸々の書類のサインを終えたのが14時位・・・。

1人個室で何となく過ごしていた。

14日は何もすることがなく病院食とラウンジで指定されたドリンクを飲んで過ごした。

 

ガンの疑ありと、今年1月の末位に聞かされるいたのだが10日カ間程、連続で休める日程が取れなかった。

医師からは何度か「高橋」さん自身の身体なんだから、仕事などなんとかならないのですかと入院を進められいたが、そうもいかず・・・。

幾つかの仕事を先延ばしやキャンセルをさせて戴き、要約4月13日からの入院の日程がとれた。

15日と手術の日が決まり、手術日に近づくにつれ緊張の度合いは高まり、自分自身ではなにも出来ないのに・・・。

医師に託するしか致し方ないのに・・・。

それが解っているのに・・・。

それを理解している積もりなのに・・・。

何故か緊張の糸はほぐれずにモンモンとした日々を過ごしていた。

 

入院の次の日は(14日)、何もすることがなく、持ち込んでいた数冊の本を読もうとしたが集中できず、同じ個所を何度も読み返しをするありさま。

看護師の方から高橋さん、全身麻酔で手術を致しますので緊張はされなくて結構ですと言われ「はい!!」と返事はするももの、緊張の糸はほぐれることはなかった・・・。

喉が乾きラウンジに何度も水を買いに行った。

手術時間は2時間を超えたが(30分間ぐらい長く掛かった)無事、腫瘍は取り除かれたとのこと。

 

今年始めにガンの疑いが濃厚と告げられ、自身の人生を顧みる日が多くなった。

特にお世話になった方々の顔が走馬灯の様に繰り返し現れては消え、消えては現れと繰り返していた。

人生も振り返っていた。

本当に私の人生には人には恵まれて来た時間の方が遥かに長い。

 

無論、嫌なことや辛いことは沢山あった、その中には別れた友人や知人もいたことも事実。

嫌なこと、辛いこと、別れた友人、別れた知人の責任の大半、全てと言っても良いかもしれない。

自分自身に責任があったことに多少は気が付いていたが、より鮮明となった。

今はとても恵まれた環境にいると思う、日々感じる。

とても恵まれた方々の中にいせさていることを実感させて戴いている。

 

13日は寒い日で、長袖のシャツ、厚手のセーターにジャンパー姿で病院に向かった。

7日間がたち(20日)病院を出ると日差しがまぶしく、草木には華が咲き、新緑芽の吹き出し春爛漫。

10日間振りに出社すれば、冬青社のケヤキの木にも例年よりはやく青葉が出始めていた。

この青葉のように人様のために、多少なりとも意識してこれからの時間を過ごしたいと思う。

 

過ごさねばならないと思う。

 

●下記、コマーシャルは冬青社、ギャラリー冬青、高橋国博のブログとは全く関係がございません。

 

 

 


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