2016年8月23日 一喜一憂・・・。

人は何故、一喜一憂してしまうのだろうか。

それはポジティブにしろネガティブにしろ。

 

常に人は一喜一憂にほんろうされ生き、生かされていることが多々あると思われる。

人は感動の動物だとも言われる。

感極まり涙する。

オリンピックで勝者も敗者も涙する。

選手もそうだが、観客もそうだ。

私自身、この度のオリンピックで幾度も涙した。

 

これらの感動は一喜一憂とはそれらとは違うのではと思っている。

主に自身が認められたり、否定されたりした時、起こりうる現象ではないかと思っている。

 

特に否定された時、言い訳をしたり、やる気をなくしたり、目的を失いかけたりなどなどする、あげくの果てに自身を繕うをとする。

これらは弱者の論理だと常々考えている。

 

強者は自身の生き方に、表現に、言い訳をしたり、繕うことはないと思われる。

強者は自身の生き方に責任を持ち、社会との約束を恐れない。

たとえ失敗したとしてもその責任から逃れようとしない。

 

弱者は次なる道を閉ざすのに対して、強者は次なる道を開くと考えられる。

弱者は自身のことを先ず愛し考え行動するのに対して、強者は他の人々を愛し行動する。

それが故に弱者は失敗をおそれるのに対して、強者は失敗を恐れない。

 

これは作品作りにおいても同じことが言える。

1.写す歓び。

2.仕上げる歓び。

3.纏める歓び。

4.発表する歓び。

 

4番目の「発表する歓び」に至った時、初めて第三者の評価にさらされる。

その時、自信を持って受け入れるべきは受け入れ、拒否すべきは拒否すべきと考える。

強者は自信を持って他の異なった価値観を受け入れることが出来る。

弱者は他の異なった価値観を見逃し受け入れることは出来ない。

 

一喜一憂は感動とは全く別次元の問題だと捉えている。

 

一喜一憂に自身の大切な時間を失いたくないと思う。

と、思いながら日々を送りたい・・・。

 

※24日・25日はフォトグラファーハル写真作品集・印刷立ち会いのためブログはお休みさせて戴きます。

 

※ギャラリー冬青からの緊急、ご連絡。

ギャラリー冬青での「マーク・ピアソン写真展」のオープニングパーティを9月2日の19時と告知させて戴いて居りましたが、9月1 日の19時に変更をさせて戴きます。

 このブログをお読みで、お知り合いの方が居られましたらお伝えをして戴けます様、宜しくお願い申し上げます。

 

■下記、コマーシャルは冬青社、ギャラリー冬青、高橋国博のブログとは全く関係がございません。


2016年8月22日 純粋芸術・・・。

この度、私達はアメリカ西海岸・砂漠の中を約3.400kmを旅した。

アメリカインディアン・アートを見ていると、私が以前にいた芸術系出版社に入ったころの編集会議のことを思い出していた。

もう約30年以上も前のことである。

「純粋芸術」とはについてとても多く語られいた。

 

「純粋芸術」について改めて辞書を引いて見ると下記のことが書かれている。

ファインアート(fine art, fine arts)は、芸術的価値を専らにする活動や作品を指す概念。日本語の芸術とほぼ同義であるが、とくに応用芸術、大衆芸術と区別して純粋芸術を意味する場合に使われる。芸術の中でも美術について使われることが多く、この場合、応用美術に対して純粋美術とも。』

 

 

鶴見俊輔の『限界芸術論』(「限界芸術論」 鶴見俊輔著 勁草書房)の中には・・・。
芸術には三つの領域があるという。
■一つは『純粋芸術(Pure Art)』というもの。
専門的芸術家がいて、それぞれの専門種目の作品の系列に対して親しみを持つ専門的享受者をもつ。
絵画、彫刻、文学などがそれに当たる。

■二つは『大衆芸術(Popular Art)』というもの。
専門的芸術家が作りはするが、制作過程はむしろ企業家と専門的芸術家の合作の形をとり、その享受者として大衆をもつ。

■三つは『限界芸術(Marginal Art)』というもの。
上の二つよりもさらに広大な領域で芸術と生活との境界線にあたる作品を言う。
非専門的芸術家によって作られ、非専門的享受者をもつ。
『限界芸術』の代表的芸術家としてあげられるのは、宮沢賢治そしてヨーゼフ・ボイスである。
プロとしての道を通らなかった人のする芸術はすべて、『限界芸術』に含まれる。
年賀状やカラオケ、家族写真や日記などがそうだ。
『限界芸術』の歴史は長く、基本的には発展していないと『限界芸術論』は言う。

アルタミラの壁画などがその最初の姿であり、芸術の二つの形『大衆芸術』と『純粋芸術』はここから生まれた。
美術の歴史とは基本的に『純粋芸術』の歴史である。『大衆芸術』や『限界芸術』はこのなかに含まれない。

 

私が注目する点は青字の個所だ。

柳宗悦が中心となって起こした「日本民芸運動」。

岡本太郎が「埴輪」を見て芸術だと言った。

宮沢賢治は日本人が最も愛する作家・詩人の一人だ。

 

アメリカインディアン・アートには、先日も書きましたがアートの「源」が沢山詰まっている。

私の尊敬してやまない「古山高麗雄」編集長は「日々のあり方が芸術」だと教えて戴いた。

日常の生活、「人生そのものが芸術」だと教えて戴いた。

アートのモチーフも日常の中にこそ存在しているのではあるまいか。

これはアート以外の研究、ノーペル賞的大発見にも繋がる「源」が日常の中に・・・。

 

私自身、三つに分類し捕らわれることは無意味だと思っているが、この三つの意味を深く、高く、広く理解することを表現者は理解致さねばならないとも思っている。

特に写真表現者は理解することを自覚するべきだとも思っている。

「写真はシャッターを押しても写らない」

 

鶴見俊輔の『限界芸術論』の中でこんなことも語られている。
『限界芸術』は芸術の最も基本的な形であると同時に、人間という存在と直接に関わっている領域であるともいえる。人間は元々居る世界から”脱出”すること望み続ける存在だ。
それは空間的な脱出と、時間的な脱出に分けられる。新しい土地に向かって行くこと、新しい状況に変えて行くことではないかと想う。
現在が悲観的であるのは、そのどちらに対しても新しいイメージがわかなくなっているからだ。

 

”限界芸術”には多くの作家が芸術の「源」に帰っていっていることも忘れてはならない。

ピカソがアフリカアートに魅了された様に・・・。

 

岡本太郎の言葉。

「人間にとって成功とはいったいなんだろう。結局のところ、自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、努力したかどうか、ではないだろうか。」

 

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2016年9月19日 奈良原一高さんの・・・が・・・。

奈良原一高さんの「消滅した時間」の作品でゴミ箱2つが空に浮いている様に見える作品がある。

そこの場所にも訪れた。

アコマというプエグロ族が住む天空の集落。

砂漠のど真ん中の「岩壁の岩山」。

 

西部劇に出て来る大きな「岩壁の岩山」(テーブル マウント)その上に約30世帯位が現在も生活をしていると聞いた。

現在も電気も水も無い。

飲み水は雨を頼りの溜め池が3つ有り、神聖な場所であることから1つは見れなかった。

トイレは恐ろしくて出来なかった。

岩壁、高さは100m以上はあるのでは・・・。

そこに2枚の板を突き出して下にメガけて用を足す。

命がけ・・・。

 

奈良原一高さんは1970年から4年間に渡りアメリカを取材されている。

恐らくその時に「空に浮いている様に見えるゴミ箱」の作品を撮られたのだと思われる。

 

ゴミ箱は無かったが、ゴミ箱が撮られた場所を探し、私もシャッターを切ったがブログに写真を挙げることは差し控えたい。

とても恥ずかしい。

私の好きな作家のお一人、奈良原一高さんがこの荒涼としたアコマの集落にこられ写真を撮られたのだと思い、その同じ場所にいる自分自身。

感無量の気持になった。

 

私達は幾つかの集落を訪れることが出来た。

驚いたのはアコマの集落もそうだが、どんなに不便な集落でも必ず集落の中央に教会があることだ。

良く、この辺境の地まで布教にと思うと信仰の力(とても良い意味で)を感じざるを得なかった。

日常の生活に追われ紛れている私達を顧みる時、信仰は人の意志、自身の意志を伝える力の強さ、広さ、大きさを感じた。

アート表現も究極には自身の意志を如何に人々に伝えるかに掛かって来るからだと思ったからだ。

 

教会内の壁画も素晴らしく古典的宗教画から、岡本太郎の月の顔の絵や太陽の塔の顔など、現代アートに繋がる美術が描かれていた。

(教会近郊、内は撮影禁止)

キリスト教とインディアンの融合の上に生まれたのであろう美術を目の前にした時、宗教画、具体派、印象派、現代アートなどなど系譜だって、分類して見、考えている私達の思考の愚かさ悲しさを覚えた。

 

どのような思いで、奈良原一高さんはこの教会のアートや荒涼とししている大地を・・・。

空には幾つもの白く大きな雲が浮かぶ風景を、どんな気持で思いで眺めていたのかと考えを深めてはみたが・・・。

 

※岡本太郎の言葉にこんな言葉がある。

●いいかい、怖かったら怖いほど、逆にそこに飛び込むんだ。

●人間は精神が拡がるときと、とじこもるときが必ずある。強烈にとじこもりがちな人ほど逆にひろがるときがくる。

 

アート表現は自身の感性を構築し、熟成し、発信して行くだけ。

 

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2016年8月17日 写真表現のモチーフは・・・。

私達は第二の目的地、サンタフェに到着した。

ここまで約3000kmを走って来た。

 

サンタフェの代表するギャラリー(写真)を菊池東太さんが案内をして下さった。

その後、サンタフェの観光案内所に立寄り、地図をゲットした。

インディアン歴史博物館があることを知り、大妻女子大學佐藤円教授(インディアン研究者)が案内して下さることになり、私と神田開主さんと3人で行くことにした。

 

先日も書きました様にインディアンアートの幅の広さには驚いた。

勿論、部族ごとにディテールは違いを持って、見る私達を楽しまさせてくれる。

岡本太郎がメキシコを旅をしている。

「1968年 メキシコへ渡る。スーパーマーケットとして建築中の建物を転用した専用アトリエに入り、
制作をはじめる」作品『明日の神話』

恐らく(高橋の個人的見解)インディアンアートに触れ見たのではないか、更には感動をしたのではとないかと展示してある作品を見ながら思っていた。

 

「岡本太郎・メキシコへのまなざし」 
仲野泰生(川崎市岡本太郎美術館・学芸員)

「詩人のための墓碑名
オクタビオ・パス
虚偽にみちた己れの真実の生を
忘れ去るために
真実にみちた己れの虚偽の生を
思い出すために
彼は歌おうとした 歌った」

(一部、割愛)

 

ピカソがアフリカアートに影響を受けたことは有名な話。

 

私の考えでは様々なアートに触れ、影響を受けた方が良いと考えている。

影響を受け、そのモチーフを自身の中でどう構築していくかのプロセスが大切だと思っているからだ。

自身の中で熟成させることが大切。

そこにはモノマネではなく自身の自己表現がなされると考えられる。

自身の自己のオリジナリティーが生まれる。

 

写真表現の恐ろしさはシャッターを切っただけで何がしかの映像が残されると言うことだ。

昨今ではネット上やウェブの中からダウンロードして作品制作が成されている作品を見ることもある。

果たして写真表現と言って良いのかと戸惑っている。

私は写真表現とは一線を持ちたいと思っている。

 

写真表現を志すには自身の自己のオリジナリティー何であるかを自身に問いつめて欲しい。

自身に問いかけて欲しい。

 

もう死語になったかも知れないが「写真はシャッターを押しても写らない」私の大好きな写真の言葉の一つ。

 

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2016年8月16日 サンタフェの街・・・。

私達はサンタフェの街に2泊3日かすることにしていた。

サンタフェに向かう途中、ニューメキシコ州・アリゾナ州・ユタ州・コロラド州の4州がクロスしている場所へ行った。

 

入場料がバカ高くて驚いた。

砂漠のど真ん中のクロス地点には十字状のプレートが埋め込まれていた。

その回りには州ごとのインディアンのお土産店がありそれなりの観光客がいた。

数年前に来たこの度の団長、菊池東太さん曰く、お土産店もなく入場料もただで砂漠の中に十字状のプレートがあっただけだったと

その変貌振りに呆気にとられていた。

 

休憩後、サンタフェに・・・。

私の想像していたサンタフェとは少々違っていた。

サンタフェは観光地で観光客あいての土産店が街中を埋めていた。

スペイン・メキシコ風の建物が立ち並び、色はレンガ色に統一されていた。

街のセンターにはポケットパークがあり、毎日夕方には舞台で演奏がされていた。

 

先ずはphoto eye(書店・ギャラリー)に表敬訪問をさせて戴いた。

と、言うのも弊社の写真作品集をインターネットで世界に配信して戴いている。

photo eyeのショップ内では日本の写真集の中で冬青社の写真集が際立って多かった。

もうここまで砂漠の中を約3000km程走って来た私には、photo eyeのショップ内の冬青社の写真集が大切にされている事を見たとき、オアシスに辿りついた様に感じた。

正直、とても感動を覚えた。

アダムスのギャラリーにも訪れたが、アダムスの写真は3点程であとはお土産風の写真が飾られていてガッカリした。

菊池東太さん曰く、昔はアダムスの作品ばかりであの有名な月のシリーズも必ず展示してあったとのこと。

その後にMonroeギャラリーに立ち寄った。古き良き時代(1960年代〜1980年代)のアメリカの写真が飾られていた。

 

私はとても気にいったので、翌日自由時間にもう一度、一人でMonroeギャラリーに伺った。

二度目だと解ったギャラリーの受付の女性が私に近づき「気にいった作品があるのか」(英語の苦手の私なので・・・多分)ディスカウントするよと話しかけられたと思う。

一枚求めるかどうか迷ったが、求めなかった。

日本に帰って反省をしている。

求めるべきだったと。

残念!!。

 

サンタフェに到着の翌日、大妻女子大學の佐藤円教授にインディアン歴史博物館に案内を戴いた・・・。

明日にでも。

素晴らしいアートの出合いが・・・。

 

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2016年8月10日 神田開主写真展「壁」・・・。

神田開主写真展「壁」は私の願いをお聞き入れ実現した写真展である。

 

私と神田開主さんの出合いは、写真家・土田ヒロミさんからの電話であった。

今週末に作品を見て欲しい写真家がいるので事務所へ来てくれないかとのことであった。

別件で所用があり行くかどうか悩んでいたが、なぜか所用を断り土田ヒロミさんの事務所に行ったことを覚えている。

私が事務所にお伺いをしたとき既に会議室には作品は広げられていた。

見た瞬間にとても枯れた(とても良い意味で)完成度の高い一種、古典的技法と言うより、古典的作法と言った方が正しいのかも知れない。

その手法の的確さ、確実さに・・・。

この若さでと驚いたことを良く、良く覚えている。

それが写真作品集「地図を歩く」である。

三回に分けて行なわれた編集会議。

 

この度の写真作品集「壁」は「地図を歩く」の延長線上にある。

神田開主さんの「壁」に到達するまでには試行錯誤の連続であった。

その過程の一部を見ていた私は、神田開主さんの中で変化をしたいと、もがいている様子が手にとるように理解出来ていた。

「地図を歩く」の集約点が「壁」である。

その集約された作品「壁」を初めて見た時、またもや神田開主ワールドに感服した。

見事までに集約された神田開主ワールド「壁」が今、ギャラリー冬青の壁に飾られている。

 

1.人生に対して誠実であられる。

2.作品に対して真に理解をされている。

3.テーマへのアプローチのブレがないこと。

4.作品の仕上がりがとても美しい。

5.作品制作に対して妥協をされない。

 

との理由で写真展をお願いした。

 

別談になるが私も5つ程の写真賞の推選人をさせて戴いているが、残念なことに神田開主さんの作品が賞に挙げられることはないと思わざるを得ない。

選考委員に理解出来る人が少ないからである。

 

今日、写真表現は私小説的作風が持てはやされ、現代アート化し始めている。その勢いは増している様に見えるが、実はその出口さえ見いだしていないのが現状、現況ではないかと考えている。

 

神田開主さんの作品を見るたびに思う。

私小説的作風や現代アート化作風の対抗軸なく、基本軸として写真表現は見直しが始まり評価されることに違いないと思っている。

 

神田開主さんの作品の特筆すべきところは「こう見て欲しい」ではなく「こう見なさい」と見る側の私たちの視点を制約しているところにあると感じている。

その感性(完成度)は「地図を歩く」を超えて「壁」は訴えている。

その鋭さが作品からは伺い知ることが出来る。

 

一見の価値あり。

 

旅日記、気分が向けぱ次の日でも・・・。

 

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2016年8月9日 昨日は・・・。

時差ボケから開放されました。

 

昨日は朝から、夕方まで3つの編集会議が続き、ブログを書く時間が全くありませんでした。

 

昨日は午前10時から渡部さとる写真作品集の第一回目の編集会議。

主に写真作品集の方向性を決めるのに時間を費やした。

弊社では4冊目となる写真集。

ある程度、仮の方向性は互いに決めたが・・・。

タイトルはまだ決まってはいないが4冊目となるこの度の作品集、写真作家、写真表現者の渡部さとる。

凶とでるか吉とでるか全く解らない。

想像もしていない方向性に・・・。

写真作家、写真表現者の渡部さとるさんの大切な、大切な4冊目。

編集者としてギャラリーのキュレーターとして重く、重く責任を感じざるを得ない。

 

渡部さとるさんは、アルル・ボルドー・パリと回られとても刺激を受けられて熱がまだ冷めざる中、写真表現のあり方を模索中と拝見してからの編集会議。

今日から故郷の米沢に行かれ、昨日の編集会議をもとに撮影をされる。

その現像を待って二回目の編集会議。

私自身もアメリカインディアンアートや人々に触れ、刺激を受けて熱が平常ではない。

 

その二人が編集会議を行なうのだから、盛り上がらないわけがない。

しかし、編集会議を終えて一抹の不安を感じているのも事実。

とりあえずは米沢の作品が上がって来てから思考を・・・。

 

12時に終え、続く編集会議は「アートを見る力・考える力」の続編とも言うべき仮のタイトル「21世紀、現代美術をおもしろく」の編集会議。

この度の内容はギャラリーから見た、作家のあり方、表現の有り様、デビューのいきさつなどなど、生々しい現場の話を収録している。この編集のアシスタントを担当して戴くのが湯本愛さん。

 

2時からは村越としや写真作品集の編集会議(11月に写真展をギャラリー冬青で開催させて戴く。)

2時30分から凸版印刷さんとのテスト入校の打ち合わせと入校。

●三菱製紙・王子製紙・日本製紙の三銘柄でテストを行なう。

 インクのブレンドは下記。

 村越としや写真作品集[インクブレンド表]

 

●墨の色 2種類 2色

※メガミインク 「スパーブラック」赤スミ系 50g 

※東京インク「888」青スミ系         50g

 

※東洋インク グレー色 6種類 6色

超光沢グロスニス                44.25g

OPニス                   44.25g

黒色                    10.5g

青色                                            0.5g

紅色                                            0.2g

透明黄色                    0.3g

 

3社のインクメーカーをブレンドさせて戴く。

 

3時からデザインの打ち合わせ。

その後、再び編集会議と昨日は一日を終えた。

 

我が家に戻り、久しぶりに梅酒(私が作った自家製)のロックを飲み今日一日の余韻を味わった。

 

旅日記、気分が向けぱ次の日でも・・・。

 

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2016年8月5日 いよいよ一つの目的地に・・・。

アリゾナ州・ナバホ居住区でホテルのオーナー「リチャード・マイク」さんのホテルへ。

菊池東太さんの大親友。

このナバホ居住区は飲酒は無論、アルコール類は一切持ち込み禁止。

飲酒やアルコール類を持ち込めば直ぐに犯罪行為。

勿論、この居住区内(北海道に匹敵のエリア)一切のアルコール類は売っては居ない。

 

10回以上も尋ねられていて、百戦錬磨の菊池東太さん。

私のブログでは・・・。???。

マイクさんを部屋にお呼びして、共に楽しいひと時を過ごしたのは事実。

時効は何年かとは、そんなヤボなことは、あえて聞きませんでした。

 

砂漠の中にマイクさんのホテル。24時間オープンのプールがあり植栽が茂っている。

ロビーもレストランも充実して部屋も素晴らしく美しい。

次の夜、レストランの横に設けられている特別の部屋でマイクさんが招待して戴き晩餐会をして戴いた。

ステーキを頼んだら、骨付きのビッグなステーキが・・・。

この骨の部分が旨いとのこと。

礼儀正しい私はフォークとナイフで骨から肉を切り離そうと苦戦をしていたら、マイクさんは私のことを見て、骨を手でわし掴にして、直接かぶりつくことを教えて戴いた。

とても美味であった。

 

ナホバエリアは1時間、時計が早い。

(正しい説では無いが、白人がインディアンを1時間余計に労働をさせる為に早くしたと言う定説もあるが、真偽の程は解らない)

出立する前から、実弾で射撃が出来ることを聞いた。

ところが、時間がないと言うことで中止になりかけたが私の残念な姿を見て、次の日早めに実弾射撃場につれて行って戴き、マイクさんの個人の所有の拳銃とライフルで実弾射撃を体験させて戴いた。

初めての経験。

興奮した。

 

射撃の後、マイクさん自身が日本人(日本人の捕虜収容所・この収容所特に重い政治犯や犯罪者を約50人特別に収容、このことは別の日にでも)やメタセコイヤの化石後などを一日掛けて案内をして下さった。

 

来年も行かないかと昨日、菊池東太さんに誘われたが、この時差ボケのことを考えれば、直ぐさまハイとは答えられなかった。

 

旅日記、気分が向けぱ次の日でも・・・。

 

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2016年8月4日 フェニックスからいよいよ・・・。

時差ボケ・・・。

困ったもんだ・・・。

 

フェニックスからいよいよ、アリゾナ州・ナバホ居住区へ。

これが、長い、長い道のり。

ひたすら砂漠を走る。

砂漠の中にアスファルトの一本の道が直線に地平線まで繋がっている。

 

平行して見えるのは、木の電気柱と電線。

どこまでも、どこまでも続く。

アスファルトの一本の道を除けば、昔の西部劇の風景が・・・。

空には真白な雲(日本で見える雲とはまったく違う)

 

小さな丸こい植物が点々としていた。

一カ所サボテンエリアがあったがそれ程長くは続かなかった。

 

出立する前から二日目はナホバの方と結婚して永住されている写真家・河野謙児さん(新宿コニカプラザで2回、札幌コニカサロン、福岡コニカギャラリーで各1回、新宿ニコンサロンで1回写真展を行なわれている)。

の家でバーベキューを・・・。

河野謙児さんのご自宅には多少、多少?。(後にはもっと凄いハプニングが待っていた。)間違えたが無事着けた。

 

着けたのは良いのだか大妻女子大学の佐藤円教授(アメリカインディアンの研究者)が、河野さん(旧知の中)の自宅のベルを鳴らされた。

我々は車の中で待っていた。

そうすると、佐藤教授が困った顔で車へ。

 

この旅の団長、菊池東太さんのもとへ・・・。

怒りの顔。

河野謙児さんは留守。

奥様は足の骨を傷められ足にはギブス、松葉杖で玄関先までこられ、皆が何時に来ることは聞いていないと告げられ、佐藤教授は玄関を閉めて戻ってこられた。

 

こまり果てた私たちはではホテルに向かうしか無いと腹を決めた。

その間15分位、佐藤教授は旧知の友の怒りながら、本当にキチンと連絡をしたのかと菊池さん詰め寄ったへ。

メールをしたとのこと。(私たちは車から出て体操をしていた)

電話はと尋ねるとメールだけだと・・・。

あれ程、電話をするようにと言ったのではないかと怒り顔。

仕方ない、ホテルに向かう(再び車に乗った。)

その時、丁度、河野謙児さんが車で戻ってこられた。

 

メールは見たが、何時来るか書いて無かったし4人とメールにあったとのこと。(私たちは総勢7名)

でも、暖かく家の中に上げて下さった。

そうすると、河野さん曰く、家内が足にギブスしていて動けないので女性の(二人が女性)方に料理を手伝って欲しいと言われると、二人は同時に料理は一切出来ませんと。

それもハッキリ拒否。

河野謙児さん曰く大和撫子は何処へ・・・。???????。

 

そこで、私と佐藤教授がキッチンに立ってバーベキューとサラダの用意を・・・。

河野謙児さんは焼き係。

ビックリする様な大ステーキを焼いて下さった。

 

河野健児さん、奥様のルースさんに深く感謝とお礼を申し上げます。

 

下記、河野謙児さんの奥様の経歴をお送り戴きました。

 

高橋 様

 

「無事に帰宅され、喜んでいます。

高橋さん一行が我が家を去られた後、妻と二人で今日はどの辺を訪れていられるのかを話していました。

菊池さんは、アメリカを訪れられると毎回我が家を訪問されバーベキューをするのが常ですので、今回も

楽しみにしていました。ただし、妻が足を痛め皆さんの協力を必要とし失礼しました。

高橋さんのメールに、我が家でのバーベキューが一番の思い出になったと書かれていましたので妻と二人で

喜んでいます。また、彼女曰く、高橋さんに御親切に日本式マッサージをしていただき、ありがとうございました。

よろしく伝えて欲しいと言っています。

 

彼女は、大変頑張り屋です。職業は看護師で、39歳の時に空軍に入隊し、将校(大尉)となりました。

その後、多分アメリカインディアンでは初めての飛行看護師となり、その為我々は3年半(1997−2000)

ドイツにあります空軍基地に住みました。2000年、6年間の空軍生活を止めて我々は再び保留地に戻り、彼女は

ドクター、薬剤師、看護師で組織されていますコミションコープにて大佐まで昇進しました。

ルースは2年前に退職し、現在ニコンD810で好きな写真を楽しみフェースブックにて写真を掲載しています。

高橋さんは、キューレーターでもあられるそうですので、ぜひ僕の作品(プリント)を見ていただきたかったのですが、

皆さんが楽しまれているので話を持ち出す機会がありませんでした。

それと、日本での写真集の出版に関してのお話も伺いたかったのです。

私たちは、10月13日から28日まで日本行きを予定しています。実は,すでに飛行機の切符とホテルを予約して

いますので、ルースの足が全快することを願うばかりです。(彼女は、20日にギブスをしました)

この日本滞在期間中に、高橋さんにお時間がおありでしたら中野の冬青社を訪れてみたいと願っています。

再び、日本の蒸し暑い中での毎日、そして時差ボケと大変でしょうが、お元気にお過ごしください。」

 

河野謙児・ルース

 

渡部さとるさん、まだ54期の2Bのワークショップ(土曜日)募集とのこと。

この渡部さとる、2Bのワークショップはお勧めです。

写真表現に興味のある方「渡部さとる」で検索を。

 

旅、日記の続きはまた次回に・・・。

 

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2016年8月3日 恐るべき現代アート思考???。???。

時差ボケ恐るべし。

 

先日、ミケーレさんの歓迎会を行なっており、私の横に座られた渡邊博史さんのお話。

「渡邊博史さんは中国・上海に出来た公的、現代美術館が出来た。

そこへ招かれ作品を出展された。

7月15日・16日にトークショーがあり、上海の現代美術館に行かれた」。

 

その時のお話。

スペインのアーティスト(ペインティング)は現代美術館の壁に直接描き始めたとのこと。

それも自分自身では無く、業者に指示を出して。

業者がアーティストの指示に従って。

 

会期が終わったらどうするのか、渡邊博史さんがそのスペインのアーティストに聞いたそうだ。

アーティスト曰く、会期が終われば美術館が白いペイントで塗りつぶせば良いとのこと。

 

欲しいと言う人が現れたら二通り。

一つは、この美術館の壁ごと買い、美術館の壁を修復すれば良いだけ。

もう一つは、コレクターの指定した場所で描けば良い、ただし、同じものとはいかないかも。

自身の制作した作品を大切にしたいとか、残したいとかそのような欲望、希望など一切ないとのこと。

アクションアートは約10年位前から勢いを増して、今は?。留まることを知らない。

 

アクションペインティングと言えば日本では・・・。

白髪 一雄(しらが かずお、1924年8月12日 - 2008年4月8日)は、日本の抽象画家、などが思い伺えるが、全く違う概念。

1980年代にニューヨークダウンタウンに現れた、落書きアーティスト。

代表される「バスキア」。

とも違う。

「バスキア」の作品、日本の若き(36歳〜38歳)通販会社の社長が60億円で落札したと言う話も聞いた。

千葉県に近々、現代美術館を建設されるとのこと。

 

作品が残っていないと言うことであれば「もの派」。関根伸夫李禹煥吉田克朗本田眞吾成田克彦、などなどが挙げられるがまた違う。

 

古典概念に縛られている私はアクションアートに価値を見いだせないでいる。

正直いうとそれ程、困ったとも思って居ない。

しかし、本当に芸術として認めて良いのだろうか・・・。???。

どう、近づいて行けば良いのかと戸惑っているのも事実。

 

美術・芸術の歴史に残るかどうかは後世に委ねたいと思うばかり。

 

渡部さとるさん、まだ54期の2Bのワークショップ(土曜日)募集とのこと。

この渡部さとる、2Bのワークショップはお勧めです。

写真表現に興味のある方「渡部さとる」で検索を。

 

旅、日記の続きはまた次回に・・・。

 

■下記、コマーシャルは冬青社、ギャラリー冬青、高橋国博のブログとは全く関係がございません。

 

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