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2017年7月31日 1冊の1人の解説から読み取ることはとても危険・・・。

私達はアートを深く知りたい、愛したい、アートに近づきたいと思って居ます。

それも素早く、簡単にと思うことも常々です。

私達が自分なりのアートの楽しみ方を持つには、1冊の書物、1人の解説者から読みとる、学びとることはとても危険なことだと思います。

そこには、出版社や解説者の意図が働いているからです。

間違いも、勘違いもあるかも知れません。

出版社や解説者は1人ひとりに語りかけているのではなく、不特定多数に語りかける、ある意図を持ってメッセージを発信していることを理解致さねばなりません。

 

それは私達が美術館などに行き図録を購入したときなど、顕著に現れていると思って読み解くことが大切なような気がしてなりません。

特に引用文の多い書物は何が書いてあるのか、何を述べたいのか解りづらいことが多いと思います。

その結果、解説者がなにを述べたいのかの意図が解りません。

 

特に現代美術の分野に顕著に現れていると思われます。

その理由として下記の2つのことがあげられると思います。

1.作家論にも作品論にも、核心に迫れないまま文章になっていることです。

 (文章が平面的で断片的です。)(現在進行形の作家論、作品論を解りやすくまとめることはとても難しい作業です。)

2.作家論、作品論を解説しょうとすればするほど、難しい文章になったり、引用文が多くなったりと致します。

 

その理由は現代美術以前は作家たちは表層に表す、表したものに対して大きなウネリと、数多くの議論を重ね理念・信念とともに発表されて来たのに対し、余り議論がなされないまま作品が発表されて来たことに起因の一つがあるのではないかと思ってます。

※現代美術の概念は様々あります。

最も新しくはた第二次世界大戦後(1945以後)と言う人もいれば1890年代からと唱える人もいて様々です。

 

※本日だけの「ブログ」の高橋の現代美術の概念は、日本経済が安定成長期の1980年代後半からバブル崩壊と今日迄と限定をあえて致しました。

 

アートを広く、深く、高く理解するには1冊の書物、1人の解説者から読み取り、学ぶのではなく、多方面から読み取ることが大切に思われます。

アートシーンについて仲間と語り合うことも大切かも知れません。

 

それよりも前に、先ずは自分なりの楽しみ方を素直に、出来るだけ素直に見つけアートを楽しみ、少しずつ楽しみの方の広さ、深さ、高さを求めて行くことをお勧め致します。

 

※2017年8月25日19時より谷口タツロウ(8月期写真展作家)&土田ヒロミ先生のとトークショーが開催されます。

先着35名様 会費1,000円

●お申し込みはギャラリー冬青 <gallery@tosei-sha.jp>のメール、電話03-3380-7123にてお願い致します。

 

■下記、コマーシャルは冬青社、ギャラリー冬青、高橋国博のブログとは全く関係がございません。

 


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