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2017年9月5日 伊藤計一写真展「茶碗の中で」

伊藤計一写真展「茶碗の中で」の写真展が先週金曜日(9月1日)からギャラリー冬青で始った。

写真作家・伊藤計一さんはこの度の写真展を「茶碗の中で」と表現された。

茶室は基本的には四畳半が決まり。

 

「天王山の合戦がおこり秀吉が山崎に、陣を敷き陣中に千利休を招き二畳の茶室を作らせた話は有名」。

どちらにせよ、とても狭き空間。

暗き暗黙の世界。

その狭き暗き空間、暗黙の世界から宇宙を感じせられる。

お手前の茶器道具以外なにもない。

その暗き空間、暗黙の世界から聞こえて来るのは亭主のお手まえをする音だけ。

 

茶室は見事までに削り取られた空間。

外観と遮断された空間なのになぜ世界を宇宙を感じさせられるのか。

この度の伊藤計一さんの作品は茶室という狭き空間より、もっと絞り込み「茶碗」だけに焦点を当てられた。

そのことで寄り宇宙感を感じさせられる。

どこまでも広がり続ける宇宙。

狙いを縮めれば、縮める程に宇宙を感じさせられる。

 

それに相反して意識的に寄り世界に飛びたして行こうとする、写真作家・伊藤計一さんの野心的作品も展示されている。

盆栽の作品とでも言えば良いのか・・・。

しかし、盆栽は盆栽に有らず世界を宇宙の雄大さを表していると聞く。

その意味では伊藤計一さんの29点の作品は共通しているとも言える。

「世界感を宇宙感を」そう見せながら、とてもミクロの世界をも感じる作品もある。

そのミクロを感じさせられる作品があるが故に「もの」としての「茶器」は、手のひらの中に鎮座する位の大きさだが、より宇宙へと繋がりを見せる。

「茶器」は作家の意図、意志が明確に見る私達に伝えてくれる。

 

伊藤計一さんはこの度の作品を制作するために新たに40茶碗を収集されたとのこと。

その中に名器があるかどうかはお聞きしていないが、この度の写真展はそのようなことに捕らわれず、捕らわれてもいない。

「茶碗」をただ無邪気に楽しめば良い。

写真表現者・伊藤計一さんの宇宙感を楽しむ写真展である。

茶の湯を通し茶室よりもっと小さく修錬、集約された「茶碗」。

ミクロの世界から宇宙へ。

 

写真表現家・伊藤計一さんの「世界感、宇宙感」が広がる。

 

※現在国内には国宝の茶室が三棟あります。「待庵、犬山の如庵、大徳寺の密庵」利休の作として伝えられる確かなものは「待庵」のみとされていています。

 

■下記、コマーシャルは冬青社、ギャラリー冬青、高橋国博のブログとは全く関係がございません。

 


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