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2017年12月5日 華美な装丁に・・・。

今、華美な装丁や手作りのアイデアだけのDIY的な装丁がプームになりかけている。

日曜日に「世界で最も美しい本コンクール」のトークショー及び選ばれた出版物を見に行った。

昨日も書きましたが、選ばれ展示してあった書物には華美な装丁や手作り的のアイデアだけのDIY的な装丁の本は殆どなかった。

和綴じすらも違和感をヨーロッパの多くの審査委員からも意義があったとのこと。

高木毬子氏はこれは東洋の伝統的な製本スタイルと説明されたが、読みづらい、見づらいとのこと。

選から外されていた。

また、手作りのDIY的、個人的書物も選考外だとのこと。

書物は多くの人に読まれることを前提としていると話を聞きながら思った。

 

どちらかと言えば色使いも含めてとてもシンプルな本が多かった。

2017年度の審査委員のお一人でもある同志社女子大学の准教授の高木毬子氏が語るように、書物は作家の意図の反映であり、読み手である読者のためのものである。

 

作家や読者を無視をして華美な装丁や手作りのアイデアだけのDIY的な装丁本は意味がない。

デザイナーのための書物ではない。

書物は作家、読者のためのものと繰り返し語られていた。

展示されていた作品を見てもそのとうりである。

 

私も以前よりデザイン(装丁)ありきの本にはあまり興味を持つことが出来なかった。

私自身、ついつい華美に装丁されたものや、DIY的なものを買ってしまうが、一度見たら二度と書棚から出ることはない。

今日的には求めることは殆どない。

 

繰り返し書棚から出される写真集は印刷が美しく、編集に纏まりがあり作家の意図が、臨場感が、伝わってくるものになる。

装丁のための装丁本などありえないと思っていた高橋。

しかし、装丁や文字組にはさいしんの注意が必要であり、作家の意図が伝わらなければ全く意味がないことになる。

装丁者(デザイナー)とは作家の意志の意図を充分に汲み取り、更に汲み取り作家のための伝達者であるべきであることを、自覚致さねばならない。

編集者も全く同じことが言える。

編集者も作家の代弁者であらねばならない。

アイデアだけの装丁や編集の書物は瞬時に消え去ることを実感します。

高木毬子氏が出版物のルネッサん時期だと繰り返し語られていたが、深く聞くことは出来ずじまいだった。

出版物のルネッサん時期とは何をもって語られたのかチャンスがあれば詳しくお聞きしたい。

 

2018年度、「世界で最も美しい本コンクール」に冬青社もエントリーをして見たいと思った。

展示された本を閲覧し、改めて冬青社の写真作品集の美しさに惚れ直しました。

全く異次元の美しさに・・・。

凸版印刷の猪野直貴さん、AD担当の杉山幸治さん、オペレターの方々のご努力。

冬青社の作品集へのチーム、チームワークは世界一だと感じ、実感し、感謝いたした一日でした。

このチームで、チームワークで歴史に残る写真作品集生み出したいと強く思った一日でした。

 

誰からも愛され、何時迄も大切にそばに置かれ、それも書棚のセンターに置いておきたい写真作品集を目指したい。

 

●第二回目の=『作家の頭の中見せます』-「本棚か語る作家の素顔」を開催致します。

 今回の本棚は亀山仁さんの本箱の一部を切り取ってお持ち戴けることになりました。

 

●先着10名様まで会費、無料。

 12月13日午後19時〜21時まで

 

※お申し込みはギャラリー冬青 <gallery@tosei-sha.jp>のメール、電話03-3380-7123にてお願い致します。

 

●イベント内容

本棚はその人の思考を創り出してきた知識の源泉です。 会場に持ち込まれた本棚には持ち主である作家の「アーティスト思考」を育てた「種」が そこにあるはずです。 参加者のみなさまにはその想像力を働かせていただき、本棚の中にその「アーティスト思考」を育てた。 「種」を見つけていただけたらと思います。 そして、作家やほかの参加者とのディスカッションを通して、ぜひその「種」を自分自身の中でも 芽吹かせて「アーティスト思考」の木を育ててみてください。

 

■9年前より冬青社、ギャラリー冬青、高橋国博の年賀状はとり止めをさせて戴いております。

 皆様におかれましても、ギャラリー冬青・冬青社・高橋国博宛ての年賀状はご無用と存じます。

 ブログ上で大変恐縮でございますが、何卒宜しくお願い申し上げます。 情報性より思想性のノードが求められる・・・。

 

●下記、コマーシャルは冬青社、ギャラリー冬青、高橋国博のブログとは全く関係がございません。

 


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