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2018年5月9日 作品を可視化するとしにはリアクションが必要・・・

作品(テーマ)を可視化するとしにはリアクションが必要ではあるまいかと考えます。

例えば「真っ赤な夕焼け」を見たと致します。

美しい、素晴らしい風景だと思いレンズを向け、シャッターを切ります。

何だか、物足りなくありませんか。・・・。・・・。・・・。

 

なぜ「夕焼けが奇麗なのか」、「真っ赤に色が奇麗なのか」自分にとって夕焼けと花にか・・・。

年配の人々とってはは「真っ赤に染まった夕焼け」を見て、戦争時のことを思い浮かべる人もいるかも知れません。

 

自分自身にとって「赤とは」「夕焼け」とは何の意味があるのか。

自身のどこに「赤に」「夕焼け」に反応したのかを検証する必要があるに違いないと思います。

で、なければ単なる奇麗な「真っ赤に染まった夕焼け」写真です。

誰でもが撮れてしまう意味がない写真です。

 

「真っ赤に染まった夕焼け」をどうして奇麗と思ったのかと言う、自身の内面、人生の積み上げて来た経験、学んで来た知識、歴史感などなどまで探らなければ単なる記念写真に過ぎません。

多くの戦争映画にも「真っ赤に染まった夕焼け」の場面が出てまいります。

全てが美しく、奇麗なシーンばかりではありません。

苦しみや、悲しみ、未来に希望を繋ぎたいなどなど人それぞれの思いを込めてフイルムは回されています。

 

作品(テーマ)を可視化するときリアクションを自ら起こさなければ、無意味な記録写真さえもなりえません。

山田洋次監督の「寅さん」にも度々、夕焼けのシーンが出で参ります。

確かに奇麗なシーンです。

しかし、見ている私たちには万感迫ってくるものがあります。

私だけではなく、観客のなかにもハンカチで目頭を押さえている光景を幾度も目にして参りました。

 

山田洋次監督は戦争、安保闘争、高度成長時期、バブル、バブル崩壊などなど様々なことを経験、体験され、あの夕焼けのシーンを撮られていることが、見る人の年代を超えてそれぞれの意味を持って伝わって参ります。

正に山田洋次監督は自身のなかで常に、リアクションをされているに違いありません。

リアクションされているから、こそあの「夕焼けシーン」が必要であり、年代を超えて観る私たちに何かを語りかけてくれているに違いありません。

 

「奇麗な夕焼け写真」や「スナップショット写真」・「珍景」や廃墟」などなど、なぜレンズを向けたのか、シャッターを切ったのか

自分自身にリアクションを起こさねば無意味な作品に成らざるをえません。

 

作品(テーマ)を可視化するとき、自分自身にリアクションは欠かせない行為だと信じます。

作品(テーマ)は観る私たちに「語りかけ」が必要です。

自身のコンセプトそのものがが問われていると思います。

 

●第7回目の=『作家の頭の中見せます』-「本棚か語る作家の素顔」を開催致します。

 今回の本棚は大山葉子さんの本箱の一部を切り取ってお持ち戴けることになりました。

※貴重なはなしや写真集がきっと見れて体感できるはずです。こぞって参加して下さい。

 

●先着10名様まで 会費、無料。(後5名様)

 5月23日(本日)午後19時〜21時まで

※お申し込みはギャラリー冬青 <gallery@tosei-sha.jp>のメール、電話03-3380-7123にてお願い致します。

 

●下記、コマーシャルは冬青社、ギャラリー冬青、高橋国博のブログとは全く関係がございません。


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  • 2018.10.24 Wednesday
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