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2018年7月5日 勝田暉子写真展「小さな旅のはじまり」

勝田暉子写真展「小さな旅のはじまり」がいよいよ明日6日(金曜日)より始ります。

勝田さんの作品には、1960年代後半〜1970年代の山陰地方の原風景が色濃く残されている。

勝田さんは植田正治さんに師事された後、大阪で岩宮武二さんに師事をされている。

植田正治さんと岩宮武二さんとは全く異なる作風だか勝田さんどのように影響を受けてきたのかは残念ながら、この度の写真展では解らない。

 

ギャラリー冬青でも2回写真展をさせて戴いた、大木啓至さんのご紹介。

今年2月に大木ご夫妻と倉敷市に勝田さんのご自宅にお伺いをさせて戴き多くの作品を拝見をした。

その中から勝田さんの初期(植田正治さんに師事している時代)の。作品をお願いした。

展示作品のなかには植田正治さんの、代表作の一つ「童暦」の撮影地と全く同じ場所で撮られている。

「童暦」は私の最も好きな作品の一つ。

ギャラリー冬青でも以前「童暦」を展示させて戴いた。

勝田さんの作品の中には同じ場所、同じシチュエーションで撮られているのに全く違って見える。

まだ、解明は出来ていない。

こうして写真を観るとき楽しみもあるが、恐ろしさも感じるときがある。

同じ場所、同じシチュエーションなのに・・・。

なぜ、違うの・・・。

写真は奥が深い・・・。

 

勝田暉子さんは語る。

『山陰の海沿いの村、山あいの村を訪ねあるく旅は、その土地に生きる人たちの暮らしと暖かさに触れ、写真表現する面白さ、楽しみさを覚えた。

 

季節の折々に出逢った小どもたち。

素朴であどけない姿でそこにくらしている。

移ろっていく風土の光の中で、子どもたちと私は刹那を共にした。

過去の現実は確かな存在として、山陰の風景の中に私はよびもどされ、まるで昨日の出来事のように思う。』

 

こうして現在、(1960年代後半〜1970年代)群としてその時代の風物やたた住まい、衣服や仕草などが観れる芸術表現は写真表現以外、他にないと思う。

写真表現の強み、面白さの冥利だと思う。

子供達の無邪気な顔の骨格まで違う。

 

写真表現の大切な要素の一つとして「記録を残す」と良く言われる。

私も異論はないが単なる記録の写真は面白くない。

特に近年の(第二次大戦後期から)報道写真はプロパガンダの写真が多い。

 

「記録を残す」と行為の向こうに自己表現、自己の芸術表現はなにかということを写真表現者は常に自身に問いかけて欲しい。

 

最後になりましたが、展示作品は大木啓至さんがプリントの任を引き受けて下さいました。

とても古いネガで大変、ご苦労をおかけ致しました。

素晴らしい仕上げで、勝田暉子さんの作品が蘇りましたこと心より感謝申し上げます。

 

※7月6日(金曜日)、勝田暉子写真展「小さな旅のはじまり」のオープニングパーティーが19時より開催致します。

是非、お出で下さい。

現在は倉敷市在住の勝田暉子さんは植田正治さんを師匠と仰ぎ、1960年代後半〜1970年代の山陰で撮られた作品を発表して戴きました。

 

●下記、コマーシャルは冬青社、ギャラリー冬青、高橋国博のブログとは全く関係がございません。

 


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