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2018年8月30日 写真作品集はいつも難解・・・。

冬青社として編集者・高橋国博として数多くの写真作品集を手がけさせて戴いてきている。

私が今迄に手がけさせて戴いた写真作品集は百冊は遥かに超えるとおもう。

 

昨日、小林恵写真作品集「フクシマノート」の校正戻しを凸版印刷さんへさせて戴いた。

本番の校正が出向される前に、テスト印刷(用紙3種類・インク黒2色・グレー6色)を出して戴いていた。

小林恵さんより戴いているテストプリント見本の色合いと多少違っていた。

本番の印刷のとき黒を多少多めに出せば良いかと思っていたが、気になり始めインクのブレンドを変えて、本番の校正刷りを出して戴くことにした。

 

届いた校正紙の包みを開けるとインクの香りがツーンと鼻にきて、色合いはピッタリとしていた。

コントラストも十分にOK。

安心して直ぐさまにADを担当して戴いている杉山さんに、お電話をさせて戴いた。

高橋・インクのブレンドを変えて良かったですね。

杉山さん・そうですね。

杉山さん・写真が確りといたしましたねと・・・。

高橋・はい。ありがとうございました。

高橋・これから校正に入ります・・・。

杉山さん・お願い致します。

とで、電話をお切りした。

因に小林恵写真作品集「フクシマノート」の最終、インクブレンドは下記です。

 

※墨の色 2種類 2色

■メガミインク 「スパーブラック」赤スミ系   50g 

■東京インク「888」青スミ系          50g

 

※グレー色 6種類 6色

■東洋インク 

OPニス                    44.25g

グロスメジューム              44.25g  

黒色                     10.6g

青色                     0.5g

紅色                     0.1g

黄色(プロセスインク)            0.3g

 

インクメーカ3社のインクをブレンドして使わせて戴いた。

校正を始めると思ったよりもコントラストが高く、シャドー側の締まりが良過ぎる。

さすがADの杉山さんにお作り戴いた版はシャドーの潰れはない・・・。・・・。

が。・・・。・・・。

どうも強過ぎる。

これは校正刷りの問題なのか、印刷版のもんだいなのか・・・。

再び杉山さんへ電話を入れた。

両方に問題がありそうだと理解できたが校正紙を前にして、これで行くかどうかどうかとても悩んだ。

 

原点にもどり小林恵さんの思い。

高橋に託した思いに帰り、小林恵さんがどう表現をしたいのかと考えだしたら、高橋の今迄の経験値が頭を出してくる。

時計の振り子のように左右に揺れ動く。

なかなか、校正が進まない。

正直、本当に疲れる。

 

何度も捲っている内に42ページの印刷がとても透明で清潔感がある。

この階調だ!!。

この階調だ!!。

一気に校正を進めることが出来た。

何冊、何百冊制作しても経験値に当てはまることは少ない。

 

その都度、新たな発見をし経験を積まなければと一冊終わるごとに思うのだが・・・。

写真作品集は平均値である程度、進行出来きるものの、それに甘えていれば何の進歩もない。

一冊、一冊の積み重ねが大切。

それを常に支えて下さっている営業・進行担当の猪野さん、AD担当の杉山さん、デザイン担当の白岩砂紀さん。

翻訳の川田尚人さん。

とても、素晴らしいチーム。

恐らく、写真作品集の制作において他に類を見ないチームであり、チームワークです。

 

※8月31日(金曜日)19時よりクロージングパーティーをさせて戴きます。

是非、ご参加下さい。(会費無料)

 

●下記、コマーシャルは冬青社、ギャラリー冬青、高橋国博のブログとは全く関係がございません。

 


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