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2018年9月18日 アートはユートピアなのか・・・。

大野佐紀子さんは1959年生まれで彫刻家。

東京藝術大学卒業後、1998年〜2002年まで創作活動をされ、その後芸術家を廃業された持ち主。

自身の体験に基づき、渦中にいたアートの世界を反省的に前向きに数冊の著書を出版されている。

 

大野さんは作家活動をしているうちに、「アートというユートピア」に疑問を抱き、自らその根拠はどこにあったのかという反省をもとに「アートティスト症候群」(書籍)の中に、今日的アートと評するアートをとても憂い、否定的に前向きに書かれている。

自身が一時、彫刻家としての芸術家であり芸術家としてのあり方、表現の難しさを身を以て体験されて故の書物だと思う。

社会的に、環境的に、経済的に・・・。

 

無論、私は大野さんに一度もお会いしたことはない。

大野さんは今日ほど「アートは底の抜けた器」はないと評し、中途半端なアートをとても憂いている。

高橋が大野さんの言葉から読み取ると・・・。・・・。・・・。

アートには芸術家自身の中に哲学、文学、人類学、歴史学などなど、様々な要素のもとに最終形として表層化されるものと思われる。

芸術は古代から様々な社会的、宗教的、経済的要素で翻弄されてきた。

ルネッサン美術の誕生も宗教、経済学と大きく関わり生まれてきた。

(またの機会に・・・)

 

アートに近づきたいというイデオロギーが充満している中、「分かる人に分かればいい」という託宣が撤布され、分からないと思う人をアートから遠ざけてきたように思えてならない。

そればかりではなく「芸術信仰」の虚構のもとアートティスト予備軍を、次から次へと誕生させて来た教育機関の責任の重さは重大だと思う。

果たして、次から次へと生まれてくるアートの現況を考えるとき、アートシーンに残るものはと考えざるを得ません・・・。

大野佐紀子さんの書物を読みまだまだ書き足りません。

これ以上書くと高橋国博自身を自身で問いつめなくてはならないことになりかねません。

現況のアート界を見渡して見て、大野さんの言葉の一言、一言が胸に刺さります。

高橋自身が編集者であり、コマーシャルギャラリーのキュレーターであり、京都造形藝術大学の非常勤講師であったりと致すからです。

 

自身の置かれている立場、真なる内容を突き詰めなくてはと思いました。

 

●下記、コマーシャルは冬青社、ギャラリー冬青、高橋国博のブログとは全く関係がございません。

 


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