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2019年5月13日 台北ブックフェアー顧みて・・・。

台湾ブックフェアーを顧みて思うこと。

装丁は何のためになされるのか・・・。

編集は何のためになされるのか・・・。

印刷のクォリティーとは・・・。

 

※装丁は何のためになされるのか・・・。

一時ほどではないが華美な装丁やデザインありきの写真集がもてはやされるいる。いた???.???。

写真集に収録される作品とは乖離して装丁ありき、デザインありきの写真集は飽きられて来ていると思う。

装丁やデザインは作家の方々が長年撮り続けてこられた作品のテーマ性やコンセプト、更には表層化された色彩までを理解し吸収し、作家の方々に、作品に寄り添いながら作品の全てを理解した上で、作品力を更に増幅させなければならない。

心がけなければならない。

それらを邪魔する華美な装丁やデザインはあり得ない。

でなければ写真集としての発信力は劣化し衰えてしまう。

最後には飽きられてしまう。

写真集は総合芸術作品だと思っている。

 

※編集は何のためになされるのか・・・。

編集者は写真集の作品を見たときから、編集、デザイン、装丁、用紙の選択、インクの調整、印刷、製本等など完結するまでの総合プロデューサーでありコンダクターだと思っている。

作家の方々の作品のテーマ性やコンセプト、表層化された色彩までを理解し読み取り、吸収しなければその努めは果たせない。

作家の方々に寄り添い、更に作品に寄り添はなければならない。

作家の方々の自覚体、不自覚体・編集者の自覚体、不自覚体を共有できるまでディスカッションを繰り返さなければならない。

名あるデザイナーのリベートを排除し、最後にはデザイナーの方々もディスカッションの輪のなかで一致を見出さねばならない。

編集者の努め・・・。

その上で編集、デザイン、装丁、用紙の選択、インクの調整、印刷、製本等などが総合な表現が、芸術作品として成り立っているのかを常に謙虚な姿勢で検証し続けなれけばならない。

編集者はそれぞれのパートナー、パートで良き調べが奏だされているかの責任は編集者にあると心得ておかねばならない・・・。

サンタフェの元コーディネーターのお一人、ローラーさんがあるトークショーの終わりに来場者に向かって、「写真を撮る者には写真集は必修、それには良き編集者を見つけなさい」と語りかけていたことを思い出した。

 

※印刷のクォリティーとは・・・。

編集やデザイン、装丁が終わり印刷段階に入るのだか印刷が惨めなものでは全ての(作家の方々の努力、デザイナーの方々の協力などなど)努力が水泡の泡と消えてしまう。

世界で原価がアンカーなものを追い求められ、印刷スピードを上げたりインクの質、量までが落ちている。

近年、特に近年、印刷のクォリティーは非常に落ちている。

 

それらを防ぐには印刷現場の営業担当者・ADの方々・オペレーターの方々の理解と深いディスカッションは欠かせない。

弊社の場合、ありがたいことに凸版印刷の営業担当=猪野直貴氏・AD担当=杉山幸次氏がいられる。

最高の営業職人であり、AD職人であられる。

いつも、お二人の努力を身近に拝見させて戴き、最高の編集者職人でありたいと思わせて戴いている。

凸版印刷の猪野直貴氏・杉山幸次氏のお力添えを戴いて、今日では世界で最も美しい印刷表現がなされていると思っている。

印刷・製本のクォリティーは深く、深く検証されるべきだと思う。

 

時流に流されることなく、写真作品集制作において、本道を求めて行かねばと改めて・改めて決意を致しました。

写真表現のあるべき姿を還り見せられる台北フェアーでした。

 

「写真作品集を芸術の花束として、世に送りだす。」変わらぬ気持。

 

●下記、コマーシャルは冬青社、ギャラリー冬青、高橋国博のブログとは全く関係がございません。

 


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